すっかり雨があがったとはいえ、「うわあ!」と言いたくなるような木々が倒れていたり、土砂が道にバラバラとなっていたりみたいなところが数か所あったんですが……。

不思議なことがありました。玉置神社まで行く道で、車の前方の上空にカラスが道案内をするかのごとく飛んでいくやないですか。「こっちやで〜着いてきてや〜」と玉置神社まで先導するように……。ずっと……。
なんて、「これは伝説の八咫烏(やたがらす)なのでは」と思わせるような出来事がありまして。そのおかげでしょうか、予定よりも早く玉置神社に到着することができて、参拝することもできました。

すると、これまた不思議なことが。最悪だった体調がピタッと治ったんです。くしゃみ・鼻水はもちろん、極めつけは、ひきずるほどだったひざの痛みが……。すっかりよくなって、玉置神社のある玉置山の頂上まで行けるまでに回復したんです。
そして、三社目の大神神社に向かいます。先ほどの往路で通った道だから知った道のようで、これまた順調。天候も体調もすっかりよくなったおかげで、111キロメートルを約2時間半でたどりつきました。

しかし、大神神社についたはついたんですが……。御神体である三輪山に登って参拝しようと思ったものの、入山時間を過ぎていて受け付けが終わってしまっていたんです。ですから、三社目の三輪山には登れなかったところで三社巡りは終了となってしまいました。






