日本のロックを牽引してきたギタリスト・木暮“shake”武彦 エレキギターへの『原点回帰』を語る | ラジトピ ラジオ関西トピックス

日本のロックを牽引してきたギタリスト・木暮“shake”武彦 エレキギターへの『原点回帰』を語る

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 日本のロックシーンを牽引してきたギタリスト・木暮“Shake”武彦が、ラジオ番組にゲスト出演。10月22日(水)にリリースしたソロアルバム『ヴィーナスの夜』の制作背景や、RED WARRIORSのデビュー40周年に向けた思いを語った。

左から、近藤夏子、木暮“Shake”武彦、タケモトコウジ

 1984年、ロックバンド・REBECCA(レベッカ)でデビュー後、RED WARRIORSの中心メンバーとして武道館や西武球場での公演を成功させ、その後、1989年にはロサンゼルスでCASINO DRIVEを結成。1995年の帰国後は、サイコデリシャス名義でのソロ活動や自然をテーマとしたMt.デリシャスなど、多彩なプロジェクトを展開し続けている。RED WARRIORSは、2025年で結成40周年、翌2026年にはデビュー40周年を迎える。

 13歳でフォークギターを弾きはじめ、15歳で出会ったエレキギターに「人生を変えられた」と振り返る、木暮。 「衝撃というか、雷に打たれたような感覚だった」と当時を語り、以後ロック一筋で歩んできたという。

 音楽のスタイルは時代とともに変化したが、「常にやりたいことをやってきた。辞めようと思ったことは一度もない」と、揺るがない信念を明かした。

 10月22日(水)に発売されたソロアルバム『ヴィーナスの夜』は、キャリア初となるエレキギターのインストを中心とした作品。これまで、バンドサウンドに埋もれがちだった“生のエレキギターの音”を前面に押し出した理由をこのように説明した。

「これまで、良い楽曲を多く作ってきたけれど、バンドではどうしてもボーカルが前に出る。ライブでアンプから鳴るギターの音に『これだ』と思う瞬間があって、もっとギターそのものを聴いてほしい」(木暮)

 自分にとっての最高のエレキギターを届けたい──。そんな思いから生まれたのが、『ヴィーナスの夜』だという。

 現在、リリースに合わせて全国ツアーも開催中。ソロツアーに加え、RED WARRIORSとしての記念ツアーも予定されている。

 ロックに人生を捧げてきた木暮“Shake”武彦が、原点回帰のエレキギターとともに改めて“いまの音”を示す。RED WARRIORSとしてはデビュー40周年を迎える来年、さらにその先の活動にも期待が集まる。

※ラジオ関西『Clip月曜日』より

■関西でのライブ情報
【ソロアルバム発売Tour 2026「ヴィーナスの夜」】
2月23日(月・祝)THE LIVE HOUSE soma(大阪・心斎橋)
2月24日(火)神戸チキンジョージ(兵庫)

【「RED WARRIORS」Tour2026 “Back to Life” 】
4月24日(金)GORILLA HALL OSAKA(大阪)

木暮”shake”武彦 OFFICIAL WEBSITE

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