神戸市が『こうべ終活相談窓口』を開設 「終活を前向きな準備として捉えて」

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 今年10月、神戸市は「こうべ終活相談窓口」を開設。人生の最終段階に備える「終活」に関する相談に対応する体制を整えました。

 同窓口では、葬儀や納骨といった死後の準備だけでなく、医療や介護、今後の暮らし方の検討など、生前の幅広い内容について相談することができます。

神戸市役所

 神戸市は、制度の説明や情報提供を行うほか、相続や遺言をはじめとした法律・手続きが関わる内容については弁護士や司法書士による専門的な相談を案内しています。

 相談は事前予約制で、電話かインターネットから申し込むことができます。受付時間は平日の午前9時から午後5時までで、1回あたり60分程度です。対象は神戸市在住の方で、年齢は問わないとのことです。

 窓口に加え、電話やオンラインでの相談にも対応していますが、専門職による相談は窓口かオンラインでの対面形式のみとなります。

 相談窓口の開設にあわせてはじまったのが、「終活情報登録制度」。病気や事故などにより自身の意思を伝えられなくなった際、あらかじめ登録した情報を、市が本人に代わって家族や関係機関へ伝える仕組みです。

 登録できる内容は、情報を伝えたい相手や緊急連絡先、エンディングノートや遺言書の保管場所などです。

神戸市HPよりダウンロードできる神戸版エンディングノート
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