ラジオ関西『Clip』水曜日の「不幸話」がテーマとなったコーナーで、リスナーから寄せられた悲しいエピソードの数々が紹介された。(※番組パーソナリティー:ワタナベフラワー)

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【歌わへんのかい!】
「中古のCDショップに某アイドル系アーティストの大全集があったので思わず購入。人気曲がたくさん詰まったベスト盤がなんと500円。家に帰り、ワクワクして聞いてみると、いつまで経っても歌詞が流れてこない。よく見てみるとカラオケ盤のCDでした。そのときにもう1枚、複数アーティストのヒット曲が収録されたクリスマスソング集も購入したのですが、そちらはなんとオルゴール盤。このことを妻に報告すると爆笑。2枚1000円で笑いを買ったと思っておきます」
これにはメンバーも爆笑。「ちゃんと見ておけばよかったけど……これはこれでアリです! ラジオにもメールできたし、もう元は取ったでしょう」とポジティブなコメントを送った。

【豹変】
「私は車通勤者。いつも利用する道路は途中で幅が狭くなっていて、その区間は10mほど。対向車がいる場合は、どちらかが待つというのが暗黙のルールです。ある日、私がその区間を3分の1ぐらいまで進むと対向車が近づいてきて、譲る気はなさそうな雰囲気でした。とはいえ私のあとには後続車がおり、下がるに下がれない状況。仕方なく車を降り、対向車の運転手に話しかけにいきました。ドライバーは優しそうな高齢女性だったので、私は少し安心しながら、『すみませんが後続車もいるので、下がってもらえないですか?』と、お願いしたところ態度が豹変。『なんでこっちが下がらなアカンねん』『お前らが下がれや、小娘!』と凄い剣幕で怒鳴られました。仕方なく後続の運転手にお願いし、嫌な顔をされながら下がってもらいました。ダルっ!」
「これは嫌ですね~、口悪いな~」とメンバー達は同情。「困っているのはみんな同じなんだから譲り合いましょうよ」とベースのムサ。ボーカルのクマガイタツロウは「相談者さんの車のタイヤをキャタピラーにして、失礼な対向車を乗り越えましょう」と強攻策を提案していた。

【嬉しさと悲しさのせめぎあい】
「先日一人暮らしを始めた息子が、1か月ぶりに家に帰ってきました。他の用事もあったようで3時間だけの滞在でしたが、すごく嬉しかったです。しかしながら、帰省の2日前からトイレのドアの調子が悪く、完全に閉めると開かない状態になっていました。そのことは息子も知っていたのですが、うっかりドアを閉めてしまったのです。ドアノブと格闘し、息子が出てこれたのは1時間後。滞在3時間のうち1時間がトイレという状況が悲しかったです」
ギターのイクローも同じ経験があったそう。「30代後半のときに閉じ込められて焦っていたときに、3歳上の兄がちょうど帰ってきて外からドアを開けてくれた。久しぶりに尊敬のまなざしで兄を見た」と振り返っていた。

※ラジオ関西『Clip水曜日』12月3日放送回より




