11月11日(火)の発売開始後、あまりに人気で売れすぎて全国的に品薄となり、販売休止になっていたすき家の「ローストビーフ丼」。
12月9日(火)についに販売再開と聞き、あわてて店舗へ向かいました。

丼が運ばれてきて目を引いたのは、やはり、薄くスライスされたローストビーフ。美しいピンク色で、ごはんの上に幾重にも重なるように盛りつけられています。肉の表面をつやつやと照らしているのは、濃い茶色の醤油ダレ。生卵とホースラディッシュは別の小皿で提供されました。

まずはそのまま、ひと口。ローストビーフは思っていた以上にやわらかく、かむとすぐにほどけていきます。低温でじっくり加熱したという説明に納得の食感です。
醤油ダレからはニンニクの香りが立ちのぼり、ブラックペッパーのピリッとした刺激が程よいアクセントになっています。ローストビーフというと洋風なイメージがありますが、このタレのおかげで和風丼としてしっかり成立。パンチのある濃いめの味つけで、ごはんが進みます。
次に、エッグセパレーターで取り分けた卵黄と一緒に。黄身をくずしながら肉と一緒に食べると、まろやかさが加わって味わいが変化しました。醤油ダレの塩気と卵のコクが絶妙にマッチして、ごはんがどんどん進みます。
さらに、ホースラディッシュも試してみました。クリーム状の白いホースラディッシュをほんの少し肉にのせて食べると、鼻にツンとくる辛みが加わり、肉の脂っぽさをさっぱりとさせてくれます。わさびとはまた違った、西洋風の辛みが新鮮でした。
途中で味を変えながら食べられるのもうれしいポイントです。







