「白馬と花の彩り」京友禅の世界、 美しく飛躍する「午年」絵馬…京都のパワースポット・神泉苑に奉納

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 足立さんは、神泉苑で100年以上続く狂言の衣装のデザインを手掛けたのがきっかけで、毎年趣向を凝らした絵馬を奉納している。
 白馬のデザインは夏までには具体的な構想がまとまり、12月に入って1週間で一気に描き上げた。

足立茂さん「あなたの生まれ月のお花を描きましょう」年に数回、実演の機会を設ける
足立さんは1年前の正月、ラジオ関西の取材に午年の図柄について構想を語った「まだ内緒だけどね、白い馬が良いと思うんだ」〈2025年1月3日 京都市上京区・神泉苑〉

 足立さんはラジオ関西の取材に対し、「今、ジェンダーフリーの時代と言われるが、白馬は雌をイメージした。女性の華やかさと力強さが、必ず世の中を変えて暮れるはず。そうした期待も込めた」と話す。

神泉苑では元日から絵馬の図柄をモチーフにした御朱印を授与する

 イギリス・ロンドンから訪れたファミリーは、“干支”の概念がわからない様子だったが、絵馬に描かれた白馬の美しさに触れ、「日本の伝統を知ることができ、幸せな気分になった」と微笑んだ。

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