足立さんは、神泉苑で100年以上続く狂言の衣装のデザインを手掛けたのがきっかけで、毎年趣向を凝らした絵馬を奉納している。
白馬のデザインは夏までには具体的な構想がまとまり、12月に入って1週間で一気に描き上げた。




足立さんはラジオ関西の取材に対し、「今、ジェンダーフリーの時代と言われるが、白馬は雌をイメージした。女性の華やかさと力強さが、必ず世の中を変えて暮れるはず。そうした期待も込めた」と話す。

イギリス・ロンドンから訪れたファミリーは、“干支”の概念がわからない様子だったが、絵馬に描かれた白馬の美しさに触れ、「日本の伝統を知ることができ、幸せな気分になった」と微笑んだ。






