バレーボール・SVリーグ女子のヴィクトリーナ姫路は、2026年最初のホームゲームを、1月3日と4日に行いました。正月ムードのなか、会場のヴィクトリーナ・ウインク体育館(兵庫県姫路市)には、多くのファンが来場し、応援の声が響きました。
新年の初陣で対戦したのは、初代SVリーグ女王で、皇后杯覇者の大阪マーヴェラス。10月の開幕カードではアウェイでヴィクトリーナが2連勝した相手ですが、試合を重ねて調子を上げてきた強豪に、今回は苦戦を強いられます。
チーム最多得点を記録していたカミーラ・ミンガルディ選手が、練習中に左手の指を負傷し、欠場となった両日。要所で大阪MVの高いブロックに阻まれたこともあり、GAME1がセットカウント2-3、GAME2がセットカウント1-3と、いずれも敗退。これでリーグ戦は昨年末のNECレッドロケッツ川崎戦から4連敗となり、順位も当初の3位から5位に後退しました。
ただ、主軸を欠くなかでもヴィクトリーナの選手たちは奮闘。レフトから野中瑠衣選手やイ・ジェヨン選手、ミドルからはミラ・トドロヴァ選手が活躍を見せれば、さらに、3日のGAME1では田中咲希選手、4日のGAME2では宮部藍梨選手が二桁得点を記録。チーム本来の粘り強いバレーも展開していました。
4日のGAME2の試合について、アヴィタル・セリンジャー監督は、「最初の1時間ちょっとの試合は接戦で見てる人も楽しい試合だったかと思うが、最後の試合(セット)は得点が離れてしまい、残念な試合となった。サーブで得点を取られたりするなど、(ヴィクトリーナ姫路の)ローテーションも上手く回らなかったのもよくなかった」と、敗因をコメント。一方で、「今日の結果で5位にはなったが、大きな問題はなかったかと思う。大きな波をなくし、安定した試合にしていく。素晴らしく、良いバレーボールをしたい」と、前を向いていました。
前半戦22試合で、14勝8敗、勝率0.64で5位という成績のヴィクトリーナ。ここまでを振り返って、「予想よりもかなり良かったんじゃないかと思う。トップチーム(上位陣)と接戦をし続けながらも得点差を開かせない。とても良い試合運びになっていたかと思う」と、チームを評価。「まだ半分。後半は4位に戻って、上位4位(ベスト4)をキープしていきたい」と意気込みを語りました。
一方、4日の試合後には、ヴィクトリーナから宮部選手とジェヨン選手が記者会見に登場し、メディアの取材に対応しました。
「内容だけ見ればいい試合だったとは思うが、やはり勝てないというのがよくない。この2日間は学ぶことの多かった試合だった」とジェヨン選手が悔しさをにじませれば、宮部選手は「何が必要なのか、どういうところを良くしていけばいいのかなどは、この試合を通してたくさんあったと思うので、まずはそこの取り組みを全員でしていきたい。個人としてはミスをなくしていくことと、もうちょっと早く相手のウイークポイントから点数を取れるようにしていきたい」と現状の課題を挙げていました。
前半戦の総括では、両選手とも上位戦線に食い込んでいる現状をポジティブにとらえつつ、「自分たちがどの位置にいようと、守る試合はしたくない。前進していきたい」(宮部選手)、「カミーラ選手が抜けたことで不安定なところがあるも、それを悪く考えるのではなく、カミーラ選手が返ってきたときにもっと強いチームになっているというのも目指して頑張っていきたい」(ジェヨン選手)と、さらなる飛躍を誓っていました。
ヴィクトリーナの次戦は1月10日(土)と11日(日)、ひたちなか市総合運動公園総合体育館(茨城県)で、11位のAstemoリヴァーレ茨城と対戦します。野中選手にとっては古巣への凱旋となる今回の2試合。まずはチームとして連敗を脱したいところです。
※ラジオ関西『竹下佳江のいいな117ヴィクトリーナ』より





