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一方、競技のイメージと商品のコンセプトを重ね合わせたコラボも登場しています。
サントリーが大相撲とコラボして2月3日(火)に発売する缶コーヒー「ボス 土俵際の底力」は、土俵上で一瞬に懸ける力士の姿と、日々仕事に向き合う働く人の姿を重ね合わせた企画です。
同時に、BOSS主力商品も相撲をモチーフにしたデザインに切り替えられ、缶の側面には複数の力士の立ち合い姿と出身地があしらわれます。


企画担当者は、「千年以上の歴史を持つ大相撲が、近年は若年層や海外からも注目を集めている点に着目した」と話します。また、集中力を極限まで研ぎ澄まして相手と『立ち合う』力士と、時に壁を感じながら仕事に『向き合う』働く人の、「覚悟」と「瞬間の強さ」に共通点を見いだしたことが、今回のコラボにつながったと述べました。
関連企画として、横綱の大の里関、豊昇龍関をはじめ、全国7エリアの出身力士の手形が背面にデザインされた限定ジャンパーも制作されるなど、競技の世界観を日常生活に取り込む試みも行われています。
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スポーツコラボ商品が増えている背景には、観戦や応援の楽しみ方の変化があります。会場での観戦だけでなく、日常生活の中でも競技や選手を身近に感じたいというニーズが、こうした商品の広がりを支えています。
競技と商品が結び付くことで、スポーツはより生活に溶け込み、応援の形も多様化しています。今後も、スポーツと日常をつなぐ新たな取り組みが注目されそうです。
(取材・文=中口のり子)




