1960年代末のグループサウンズブームで世に出た面々も、ここで紹介。4曲目では、沢田研二さん、萩原健一さんらにより1971年に結成されたPYGの『自由に歩いて愛して』(1971年)が流れました。従来の商業音楽とは一線を画した“ニューロックグループ”としてデビューしたものの、当時のロックシーンの反発に遭い空中分解。短命に終わりましたが、意欲的なオリジナル曲たちは今も高い評価を受けているようです。
最後の5曲目は、サディスティック・ミカ・バンドの『タイムマシンにお願い』(1974年)。1971年に加藤和彦さん、加藤ミカさんを中心に結成された同バンドは、国内に先駆けてイギリスで人気を獲得し、日本のロックが海外へ広がるきっかけをつくりました。活動期間は約4年と短かったものの、つのだ☆ひろさん、高中正義さん、高橋幸宏さん、小原礼さん、後藤次利さんら、後の音楽シーンを支えるミュージシャンを多数輩出したことでも知られています。
それぞれ異なる個性を持つ5組のバンド。1970年代前半に生まれた彼らの挑戦と試行錯誤が、現在の日本のロックシーンの礎となっていることを、あらためて感じさせる特集となりました。





