続いて4曲目は、一風堂の『すみれ September Love』(1982年)。
女性作詞家の竜真知子さんが作詞を手がけた曲ですが、松本さんの描く9月とは異なり、なんだか楽し気な世界観です。
「女性にとって秋はお洒落を楽しめる季節。9月はその入り口なので、ウキウキする感覚はみんなあるんじゃないでしょうか」と橋本さん。
実際、この曲はカネボウ化粧品の秋のキャンペーンソングとして制作されたもの。ここまで4曲のSeptemberソングを聴いて、9月にも性別や文化によりさまざまな捉え方があることが見えてきました。
最後に紹介されたのは、松田聖子さんの『ピンクのモーツァルト』(1984年)。
この曲の作詞も、なんと松本隆さん。『すみれ September Love』と同じく、カネボウ化粧品秋のイメージソングでもあります。
ここまでくると、日本でSeptemberソングを確立したのは松本さんではないのかと思わされますね。
さまざまなSeptemberソングを聴き「日本には四季があるから、その区切りになる9月は特に印象的な月になるのかもしれません」と橋本さん。皆さんは9月といえばどんなイメージを浮かべるでしょうか。


