光の祭典「第31回神戸ルミナリエ」が開幕した30日、バレーボール女子日本代表選手が、会場の一つである神戸市中央区のメリケンパークを訪れた。
この日ルミナリエを鑑賞したのは、兵庫県姫路市をホームとするヴィクトリーナ姫路の宮部藍梨選手、野中瑠衣選手、福留慧美選手。31日に神戸で行われるSVリーグ・オールスターゲームを前に、女子日本代表の3選手は震災の記憶を語り継ぐ光の芸術をじっくりと見入った。

「私自身、兵庫県出身ということもあり、両親やおじいちゃん、おばあちゃんが阪神・淡路大震災を経験しています。家族から話を聞いたり、小学校でいろんなことを学んだりしてきました」と語るのは、地元・兵庫県出身の宮部選手だ。
ルミナリエの背景を理解したうえで、「31年たっても、被害にあわれた方への鎮魂という形で、こういうことができるのは素晴らしいことだと思います」と述べた。
その会場のそばにあるジーライオンアリーナ神戸では、このたびオールスターゲームが開催される。
宮部選手は「私たちは姫路に拠点があり、活動のメインは播磨地域ですが、神戸の方にもオールスターのプレーを見てもらって、『姫路にチームがあるなら今度行ってみよう』と思ってもらえたら。そして、少しでもバレーボールに興味を持ってくださる人が増えればいいなと思っています」と、競技普及への思いも語った。
オールスターゲームの目標について問われると、「けがをしないことを一つの目標に。あとは野中選手がやってくれると思います(笑)」と述べ、野中選手がどぎまぎする様子も見られた。

一方、東北・秋田出身の野中選手は、ルミナリエを今回初めて鑑賞したという。「小さいときに東北で東日本大震災を経験しました。復興がすごく大変なことも感じながら過ごしていたので、そういうときに、こうした“光”があるのは素敵なことだと思います。オールスターゲームが神戸でできるということで、自分たちも盛り上げることができれば」と話した。
オールスターゲームについては、「いつも対戦しているいろんな選手と一緒にバレーボールができたり、交流できたり、ファンの皆さんを含めて年に一度しかない貴重な機会。がんばりながら楽しみつつ、今年は天井サーブを成功させたい。ビジョンを壊さないようにします(笑)」と意気込みを述べた。
これまでもルミナリエを鑑賞したことがあるという福留選手は、今回、あらためてその背景について、「すごく自分自身も考えさせられた」とコメント。オールスターゲームについては、「今年はリベロ対決に参加したい」と話した。
SVリーグのオールスターゲームは、1月31日午後1時5分から女子、2月1日午後2時5分から男子が、それぞれ試合を行う。






