本の裏表紙を見るとバーコードが印刷されています。どういった意味や役割があるのか、日本図書コード管理センターの担当者に聞きました。

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●バーコードが2つなのはなぜ?
通常の商品にはバーコードは1つしかありませんがら書籍のバーコードは2段一組となっています。これは、書籍JANコードが1段で収まりきらなかった……という理由だとか。
●ふたつのバーコードは「役割が違う」
1段目は「ISBN」という、本のマイナンバー的なもの。どこの国のどの出版社が出した何という本かを世界共通で示す識別コードです。
2段目は必ず192から始まります。これは「分類コード(ジャンル)」と「価格(税抜き)」を示すコードです。
●バーコードの下にある「数字」は何を表している?
バーコードの下の数字は「添え字」といいます。レジの読み取り機が故障していても、この数字を手入力すれば店のデータと紐づくようになっており、いわゆる「バックアップ」の役割を持ちます。全国の各小売店はメーカーが発信した情報を自社のデータベースに登録して、アナログな「数字」と紐づけて管理しているのです。
●本来、バーコードに値段を入れるのは“違法”だが……
通常、製品においてメーカーが販売価格を決めて表示することは「独占禁止法」で禁止されています。しかし「再販6品目」と呼ばれる書籍・雑誌、新聞、レコード盤、音楽用テープ、音楽用CDは例外で、法的に定価表示が認められています。菓子や家電など、再販6品目以外のバーコードに価格を入れると違法となる可能性があります。
(取材・文=堀田将生)



