「カメハメハ」じゃない? 昭和歌謡でたどる“ハワイ憧れ史”と『ハメハメハ大王』の正体

LINEで送る

この記事の写真を見る(3枚)

 4曲目は、水森亜土・トップギャランの『南の島のハメハメハ大王』(1976年)。

 橋本さんはタイトルを『南の島のカメハメハ大王』と勘違いしていたとはにかみます。カメハメハ大王の名が広く知られているだけに、タイトルを聞き違えて覚えている人も少なくないようです。

 この曲はカメハメハ大王の友だち「ハメハメハ大王」(※架空の人物)について歌ったもの。NHK『みんなのうた』で放送され人気を博し、『山口さんちのツトム君』と両A面でレコード化され現代もよく歌われている童謡です。

カメハメハ大王像

「現代の我々が南国と聞くとハワイが浮かんでくるのは、こういった馴染みやすい楽曲の影響もあるのかもしれません。その後、日本が経済成長する中で海外旅行者が増加。特に1980年代以降のハワイ人気はすさまじく、年間の日本人旅行者数は1984年・63万8000人から1988年・107万2000人という具合に飛躍的に増加しました」(中将さん)

 最後にオンエアされた曲は、岩崎良美さんの『どきどき旅行』(1982年)。

「彼氏に憧れのハワイに連れていって欲しいとせがむ彼女……当時、ハワイは安くはないけどちょっと無理すれば行ける旅行先というイメージになっていたことがわかります。近年、円安や現地の物価高騰によりハワイ旅行のハードルは再び高いものになりつつあるようです」と解説した中将さんは、「いつまでもハワイを身近に感じられる日本であって欲しい」と話していました。

ラジオ関西『中将タカノリ・橋本菜津美の昭和卍パラダイス』の、中将タカノリさん(右)と橋本菜津美さん

中将タカノリ・橋本菜津美の昭和卍パラダイス | ラジオ関西 | 2026/02/20/金 21:00-21:30

放送後1週間聴取可能、エリア内無料 radikoプレミアム会員はエリア外聴取可

関連記事