【初展示12点】山王美術館「ルノワール展」開幕 所蔵する51作品を一挙公開 美と愛を凝縮した世界

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ルノワール「裸婦」1918年(左)と同「読書(赤とローズのブラウスを着た二人の女性)」1918年(右) いずれも山王美術館蔵

 ルノワールは56歳の時に腕を骨折。それをきっかけに関節リウマチを発症した。病状は徐々に悪化、最後の10年ほどは車椅子での移動となり、動かない手に筆をくくりつけて絵を描き続けたという。苦難が続いた実生活とは裏腹に、生み出された作品は輝かんばかりの明るさにあふれている。

 展覧会を担当した亀井里香学芸員は「ルノワール作品を鑑賞していると、目や頭が喜んでいると実感する瞬間がある。画家がキャンバスに再現した幸せを私たちが追体験しているのだと思う。ルノワール自身が喜びを持って描いた絵画の1つ1つは、今も私たちの心に優しくはたらきかけてくれる。ぜひ多くの人に楽しんでほしい」と話した。

◆「生誕185年 ルノワール展」
会場 山王美術館(〒540-0001 大阪市中央区城見2丁目2-27)
会期 2026年3月1日(日)~7月31日(金)
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日 火・水曜(4月29日、5月5日、5月6日は開館)
入館料 一般1300円、高大生800円、中学生以下500円(保護者同伴に限り2人まで無料)
問い合わせ 電話06-6942-1117
山王美術館 公式サイト

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