作業着にも“見た目”が大切? 働き方の多様化に伴う“ワークウエアの専門性・正装性”を専門家が解説

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 日本における現場作業者のユニフォーム、いわゆる「作業着」を変えようという取り組みが生まれています。一体どういう事なのか、株式会社アグロワークス(兵庫県神戸市)の代表取締役・安黒千能さんに聞きました。

「作業着」に対する新しい考え方について、専門家が語った(写真はイメージ)

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 作業着の企画・製造・販売事業を展開する中で、「作業着の概念を変えたい」という思いがあると、安黒さんは話します。

「例えばスポーツウエア。アスリートが最大限の力を発揮できるよう、競技ごとに細分化されていますよね。なのに作業着は職種別の展開が少ない。スポーツと同じく『プロ』がパフォーマンスするにもかかわらずです。そこに疑問を感じたことが理由です」とのこと。

専門分野のプロが着るものなのに、実は各業種ごとの展開が少ない作業着(写真はイメージ)

 これまでの作業服は激しく汚れても大丈夫という前提で、デザインにこだわったものがほぼ無かったといいます。一般的に作業着は「オシャレじゃない服」のイメージを持つ人が多く、そうした印象を払拭すべく機能性とデザイン性を叶えるウエアを作る必要があると考えたとか。

これからの作業着には機能性とデザイン性が必要?(写真はイメージ)

 日本と違い、海外では職種に応じた“専門的な作業着”が広く浸透しているのだそう。この考えが日本で広がりを見せないのはなぜなのでしょうか? その理由について安黒さんは「アウトドアやスポーツブランドに比べ知名度の高いブランドがワークウェア業界には少ない」と指摘。

 また、作業者の“見え方”についても言及。「作業着とはいえ、仕事で着るものだからきちんと見えないといけない。現場作業の後に会議へ出席するケースもあるため、スーツと同じく『正装性』が必要。働き方が多様化する今の社会だからこそ、見た目への配慮が大切なのです」。

※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2026年1月26日放送分

(左から)パーソナリティーの田中大貴、株式会社アグロワークス代表取締役・安黒千能さんと同社スタッフ、パーソナリティーの林歳彦

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