オーダースーツ業界で、他社との差別化を図る動きが広がっているといいます。海外からの生地調達など独自性を打ち出す取り組みも増える中、異業種から参入した人材の存在も目立ち始めているとか。
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こうした中、オーダースーツサービスを手がける株式会社LIFE FACTORYの正井佑京さんは、営業職から転身し、現在はイタリアでの生地買い付けにも携わっています。

正井さんはもともと光通信関連企業で営業職として勤務していました。転機となったのは、当時贔屓にしていたオーダースーツ職人との会話でした。「スーツの仕事って、イタリアで修行してから始めるんですよね?」と聞くと、職人から「現地に行ったことはない」という意外な回答があったそう。これがきっかけとなり、自ら渡航を決意したといいます。
2019年には、イタリア・フィレンツェで開催される世界最大級のメンズプレタポルテ(高級既製服)の国際見本市「ピッティ・ウオモ」を訪問。言葉が通じない中でも現地に飛び込みました。
その滞在中、思わぬ出会いがその後のキャリアを大きく変えることになりました。展示会のチケットを紛失し困っていたところ、知人を介してチケットを譲り受けた人物と知り合い、帰国後に連絡を取り合う中で「一緒にやろう」と誘いを受けたといいます。それが現在の会社の代表でした。これを機に正井さんは転職を決断し、スーツ業界へと進みました。
現在は、毎年イタリアを訪れて生地の買い付けを行っています。「顧客からは他の人と違うものを求める声が多い」とし、「国内で流通していない生地を扱うことが差別化につながる」と話します。
また、イタリアでの経験について、「街と人との組み合わせのうまさがある」と語る正井さん。「建物の雰囲気などに洋服も合わせてるんじゃないかな」と語り、そのレベルの高さを肌で感じている様子でした。
今後については、「スーツを通じて自己を高め、社会に影響力を与えるというのが、弊社のモットーです。これからも毎年イタリアに足を運んで、イタリアの文化を日本にもっと深く伝えていきたいと思っています」と語りました。
※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2026年3月9日放送分





