元バドミントン日本代表の潮田玲子さんが「オグシオ」誕生の裏話や北京オリンピックでの緊張、そして独自の育児論を語りました。

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かつて日本中にブームを巻き起こした小椋久美子さんとのペア「オグシオ」。その愛称はメディアから生まれたものではありませんでした。潮田さんによると、所属していた三洋電機のチーム内で監督がホワイトボードに名前を略して書いたことがきっかけ。その後、マスコミの目に留まり、社会現象になるほど定着していったといいます。
潮田さんは高校までシングルス一筋でしたが、高校2年生のときに小椋さんとペアを組んだことでダブルスの面白さに開眼。「1+1イコール2ではなく、3にも4にもなる」と感じ、オリンピックを目指す決意をしたと振り返ります。
輝かしい実績を誇る潮田さんですが、2008年北京オリンピック初戦では想像を超える緊張に襲われたそうです。「サービスを打とうとしたら、シャトルを持つ左手がブルブル震えた」と告白。練習では想定できなかった状況に戸惑う中、パートナーの小椋さんが冷静にポイントを重ねてくれたことで救われたと語り、ダブルスならではの絆を実感したといいます。
緊張への向き合い方については、「緊張をマイナスに捉えるのではなく、当たり前のこととして受け入れ、自分がやるべきことにフォーカスすることが大切」と経験にもとづく独自の見解を述べました。
私生活では、2012年に結婚。現在は野球に打ち込む小学4年生の長男と、ヒップホップダンスに夢中な小学2年生の長女を育てる日々を送っています。育児では両親から学んだ「過干渉にならないこと」を重視。「転んで初めて痛みを知ることも大切。だから、先回りして止めすぎない」という姿勢を大切にしているそうです。また、指示を出すのではなく「こうなったらどう思う?」と問いかけることで子どもの自発性を促す工夫もしていると明かしました。
目下の楽しみは、母・娘と三世代で楽しむボーイズグループ「BE:FIRST」の推し活だとか。3人でライブ遠征をすることもあり「共通の話題があることでコミュニケーションが生まれ、家庭の空気感が良くなる」と笑顔で語りました。
同じ世代の親たちへ向けたメッセージとして、「子供と過ごす時間は、長さよりも質が大事」と潮田さん。完璧を求めすぎず、子供と向き合うことの大切さを伝えつつ、インタビューを締めくくりました。
※ラジオ関西『ハートフルサポーター』2026年2月23日、3月2日放送回より




