関西の春の風物詩「桜の通り抜け」の一般公開が4月9日から造幣局(大阪市北区)で始まるのを前に、高齢者や障がい者などを対象にした恒例の特別観桜会が8日、開かれた。


今年の桜は140品種331本。造幣局の桜は全長約560メートルの通路に、関山(かんざん)、松月(しょうげつ)、普賢象(ふげんぞう)、楊貴妃(ようきひ)などの八重桜が咲き誇る。




そして、今年の花として「御衣黄(ぎょいこう)」が選ばれた。
造幣局が例年、数多くの品種のうちから1品種を選ぶもので、御衣黄は花が黄緑色で、開花が進むにつれて花弁の中心に紅色の縦線が現れる珍しい品種。花弁の数は15枚程度。


この日、午前10時から午後4時30分まで3つの時間帯に分けて1900人を招待。
大阪市平野区の94歳の男性は、家族とともに初めて訪れた。「初めて桜を楽しむことができ、英気を養うことができた」と満足げに話した。

大阪府岸和田市の60代の女性は、2度にわたる脚の手術を乗り越え、娘とともに来場。「かつては一般公開で桜を観に来ていたが、春の陽射しの中で娘とゆっくり過ごす時間、良い思い出になった」と微笑んだ。





