神戸市の小学校で9日、入学式が行われた。東灘区の市立東灘小学校では、サッカーJ1・ヴィッセル神戸のマスコットキャラクター「モーヴィ」が登場し、新1年生にレッスンバッグを贈呈。神戸市消防局による防災講話も行われ、子どもたちは新生活のスタートとともに身を守る大切さも学んだ。

入学式の会場にモーヴィが登場すると、子どもたちから「モーヴィ!」と歓声が上がり、手を振るなどして喜ぶ姿も見られた。
レッスンバッグの贈呈式では、ヴィッセル神戸のガールズ応援ユニット「ヴィッセルセレイア」メンバーの「にこ」さんが、「皆さんご入学おめでとうございます! 今日はヴィッセル神戸から皆さんの新生活を応援する気持ちを込めて、レッスンバッグをプレゼントします。このカバンを使って、たくさんの思い出をこの小学校で作ってください」と、児童らにメッセージ。モーヴィとともにバッグを代表の児童に手渡した。

続いて行われた防災講話では、神戸市消防局の小松楓彩さんが「危ないと思ったら自分の命を守る行動を」「安全に避難するために、『おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない』=『おはしも』の約束を守る」といった基本行動を紹介。「学校生活には楽しいことがたくさん待っています。安全に気をつけながら、毎日元気に学校生活を送ってくださいね」と、新1年生にエールを送った。

ヴィッセル神戸は2017年から、神戸市立小学校の新1年生を対象にレッスンバッグを贈る取り組みを続けている。今年度は市内174校、約1万人が対象。登下校や学校生活で使えるほか、キルト生地を採用し、災害時には頭部を守る用途も想定している。また、昨年から神戸市消防局と連携し、子どもたちに防災の大切さを呼びかけている。

ヴィッセル神戸ファンコミュニケーション部ホームタウングループの門健介さんは、バッグの防災用途については「あくまで臨時的なもの」としたうえで、「身近なもので頭を守るという意識を広げるきっかけになれば」と説明。ヴィッセル神戸がチームの始動を予定していた1995年1月17日に阪神・淡路大震災が発生したこともあり、「今後も防災の大切さを伝える活動を続けていきたい」と話した。
「街中でも登下校の最中にレッスンバッグを持っている子たちをよく目にするので、うれしいですし、地域に根付きつつあると感じている」という門さん。新1年生には「うまくいかないこともたくさんこれから出てくると思いますが、勉強と運動と遊びとをしっかり楽しんでもらって、成長してもらえたらなと思います。そして、スタジアムにぜひ来てもらって、ヴィッセルを好きになってもらえたらうれしいなと思います」と述べた。
なお、ヴィッセル神戸は、レッスンバッグを受け取った新小学1年生を4月29日にホームで行われるJ1百年構想リーグ第13節・セレッソ大阪戦に招待する企画を進めているという。







