ヴィッセル神戸、ACLE準々決勝へ 武藤嘉紀「僕らの全てを出さないと」 相手はカタールの強豪

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 サッカー・J1のヴィッセル神戸は、「AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)2025/26」準々決勝を2日後に控えた現地時間14日、メディア向けのオンライン会見を行い、FW武藤嘉紀選手とDF永戸勝也選手が意気込みを語った。

 12日夜に関西国際空港を発ち、約13時間の空旅を経て、サウジアラビアのジェッダに入った、神戸の選手とスタッフ。Jリーグが用意したチャーター機での移動だったこともあり、ストレスや疲労をそこまで感じず、リラックスして現地入りできたよう。クラブは早速、その様子を公式YouTubeで配信している。

武藤嘉紀選手 (C) VISSEL KOBE

 ただし、現地は30℃以上あり、武藤選手いわく、日中の練習時は「かなり暑かった」。それでも、試合2日前のトレーニングでは強度の高いメニューもこなしたことで、「(暑さにも)慣れてきた。試合に向けてはかなりいい準備ができるんじゃないかなと思う」と自信を示した。また、永戸選手も「夜はある程度気温が落ちるので、そんなに暑すぎて動けないという状況ではないかなと感じている」と述べていた。

永戸勝也選手(中央) (C) VISSEL KOBE

 神戸は現地時間の16日午後7時15分(日本時間17日午前1時15分)から行われる準々決勝では、アル・サッド(カタール)と対戦することが決まっている。会場は、当初、キング・アブドゥッラー・スポーツシティ・スタジアムで行われる予定だったが、プリンス・アブドゥッラー・アル・ファイサル・スタジアムに変更されることが15日に発表された。(※4月15日12時52分に記事更新)

 優勝候補筆頭だった地元・サウジアラビアのアル・ヒラルに対して3-3という大激戦を展開し、PK戦の末に勝ち上がってきたアル・サッド。その強敵について、武藤選手は「(現地時間13日のラウンド16の)試合も見たが、アル・サッドのほうが強かったように思う。よりチームとして戦っていて、規律がある。何より、切り替えの速さだったり、取った後のトランジションが、かなりレベルが高かった。本当に強敵だなという印象を受けた」と、相手を警戒。要注意選手には「7番の選手。ヨーロッパの第一線で活躍してるぐらいのポテンシャルがあることは、あの試合を見ただけで分かった」と、カタール代表FWアクラム・アフィーフ選手を挙げていた。

 永戸選手も「PK戦とはいえ、勝ち上がってきて勢いはあると思いますし、十分にチームとして完成している。(警戒すべき選手は)全員。ヨーロッパで経験ある選手たちはさらに警戒しないといけない」と、元ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ選手ら強力なタレントを揃えるアル・サッドの印象を語っていた。

 さらに、武藤選手は「(クラブ)チームとして見てみれば、個々の能力にしても相手の方が上なのは明らか。より、僕たちが100パーセント以上出さないといけない。かつ、チームとして戦わなきゃいけない。そういったところが非常に重要になってくる。難しい試合になるのは明らかなので、とにかく僕らの全てを出さないと(相手に)打ち勝てないなと思っている」と、全身全霊で戦う思いを述べ、気を引き締めていた。

 なお、クラブによると、11日のJ1百年構想リーグ第10節の名古屋グランパス戦で負傷交代した選手のうち、MF扇原貴宏選手はチームとともに帯同。また、GK前川黛也選手も14日に現地入りしたが、DFマテウス・トゥーレル選手の合流はまだとのこと。

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