

「お茶室は初めて」という新入社員らは緊張した面持ちで茶室に入った。「飾られたお花や、もてなされたお茶菓子から季節を感じてください」。
非日常の世界で、床の間の掛け軸や生け花を目にする新入社員たち。正客(メインの客)の同席者として、亭主(主催者)からお茶やお菓子のもてなしを受け、「お相伴(しょうばん)にあずかる」という作法を学ぶ。


新入社員らは、「身や心が引き締まる思い」「140年の歴史の重みを感じた」「正直、気疲れが…」と感想はさまざま。
コスメ、美容を扱う業界を目指した理由として、「単なるメーカーではなく、想像以上に事業が広がっている化粧品業界。男性・女性関係なく、ひとりひとりが美しく生きていける社会になれば」などと前向きに話した。


■新入社員、Z世代への先入観を払拭して...


同社人事部で研修・教育を担当する松尾由佳マネージャーは、「ものづくりの会社には、化粧品を開発する研究職から、商品という形にする企画職、工場の製造職、小売店と関わる営業職と、一連の流れがある。自分の部署さえ良ければという考えは通用しない。それぞれの工程の前後を慮ることが大切。相手の立場に立ち、見返りを求めず 〝全体の最適〟を求めるような人材に育ってほしい。 AIなどのツールの活用は否定しないが、まずは『自分で考える』ことを伝えたい。そして、先輩社員は新入社員に対して“ Z世代だから”という先入観を持つのではなく、ひとりひとりに向き合うことが大切」と期待を寄せた。




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