
そして3点目は、天神信仰の多様性を紹介する展示だ。「受験の神様」というイメージが強い天神だが、実は「火雷神」「農業神」「和歌・漢詩の神」「武神」などの側面も持つ。北野社で歌舞伎踊りを始めた出雲の阿国を描いた「重要文化財 阿国歌舞伎図屏風」(桃山時代・17世紀、京都国立博物館蔵)やゆかりの能面、壮麗な鎧(よろい)、太刀なども並ぶ。また、道真が愛用したと伝わる精緻な金工品や装身具などは、天神が揺るぎない信仰の対象であったことを実感させる。
北野天満宮宮司の橘重十九さんは、「菅公(道真)は学者で政治家、教育者であり、詩歌にも秀でていた。天神信仰がどう広がっていったかを知ってもらい、国宝の絵巻を通じて、菅公の精神を感じてほしい」と話した。
会期は6月14日(日)まで。(前期は5月17日まで。後期は5月19日から)。問い合わせは同館テレホンサービス、電話075-525-2473。
◆特別展「北野天神」
会期 2026年4月18日(土)~6月14日(日)
前期展示:4月18日(土)~5月17日(日)
後期展示:5月19日(火)~6月14日(日)
会場 京都国立博物館 平成知新館(〒605-0931 京都市東山区茶屋町527)
休館日 月曜 ※5月4日(月・祝)は開館
開館時間 09:00~17:30 ※金曜日は20:00まで(入館は各閉館の30分前まで)
観覧料(税込) 一般2000円、大学生1400円、高校生900円
問い合わせ 075-525-2473(テレホンサービス)
展覧会公式サイト https://kitano-tenjin2026.com/





