神戸ストークス B2プレーオフ準決勝第1戦 相手エースに45得点献上も「タフな試合」制して先勝 

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 プロバスケットボール・Bリーグ2部(B2)の神戸ストークス(西地区1位)は、8日、B2プレーオフ2025-26セミファイナル(準決勝)のGAME1で、横浜エクセレンス(東地区3位/以下、横浜EX)を112-106で下して、ファイナル(決勝)進出に王手をかけた。

速攻を仕掛ける寺園脩斗選手(写真:ラジオ関西)

 神戸は大事な緒戦を先勝した。ただし、内容を見ると、試合後の記者会見で川辺泰三ヘッドコーチが開口一番、述べたように「タフな試合だった」。

 特に第3クォーター以降、横浜EXのエース、トレイ・ボイド選手の決定力に手を焼き、この試合だけで12本のスリーポイントを決められるなど、相手の背番号1に45得点を献上。神戸の選手もコート上で「あいつ、ヤバい」と漏らすほど、B2得点王の勢いはすさまじかった。

 それでも、勝負どころで踏ん張った。攻撃ではキャプテンの寺園脩斗選手が30得点、チームの要であるヨーリ・チャイルズ選手が29得点を決める活躍で、メンバーを牽引。要所では野溝利一選手、ルーク・メイ選手、アイザック・バッツ選手のスリーポイントが光り、攻撃力の高い相手を上回った。金曜ナイトゲームに集まった神戸ブースターのサポートも力に、ホーム・ジーライオンアリーナ神戸で勝ち切ったストークス。“最後のB2”優勝に向けて一歩前進した。

 守備では、ボイド選手に厳しく対応した金田龍弥選手の奮闘が目を引いた。第4クォーター途中、5ファウルで退場を余儀なくされたとはいえ、そこからチームがボイド選手に4本のスリーポイントを決められたことを考えると、背番号30の存在は大きかったと言えよう。

トレイ・ボイド選手とマッチアップする、金田龍弥選手(写真:ラジオ関西)

 この日は金田選手の母親の誕生日。観戦に訪れた親に勝利をプレゼントできた。「(ホームゲームで活躍した選手に贈られる「MEP賞」は)試合前から取ってくれと言われていて、そこは意識していた。(母への思いで)いつもよりちょっと身体は動いたかなと思う。何点を取られても、自分のディフェンス、インテンシティーは下げずにやろうと思っていた。それも結果に出たのかなと思う」。はにかみながら述べた25歳は、「明日、横浜さんは負けたら終わりというところで、ボイド選手も今日より攻めてくると思うので、自分がボイド選手をしっかり抑えて、チームの勝利に貢献できるように頑張りたい」と、エース封じにさらなる意欲を燃やしていた。

 また、川辺HCは試合後会見で課題を挙げつつ、「明日の最初の1クォーター5分というところから、自分たちの炎を燃やして、しっかり勝てるようにいい準備をしたい」と、すぐに次戦へ目を向けていた。

 神戸と横浜EXの準決勝GAME2は、引き続き神戸のホーム、ジーライオンアリーナ神戸で、9日の午後4時5分から行われる。神戸が勝てばファイナル進出が決定。横浜EXが勝てば、決着は11日のGAME3(午後7時5分~)に持ち越される。

神戸ストークスのブースターが「ハシビロコウ」を掲げて相手フリースローを“ディフェンス”(写真:ラジオ関西)
プレーオフ試合日の8日は、神戸ポートタワーと神戸海洋博物館、メリケンパーク、神戸市立博物館が、日没からグリーンにライトアップされていた(写真は神戸ポートタワー、神戸海洋博物館、メリケンパークの様子)
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