近年、⽿にする機会が増えている「シェア型」。個⼈が本棚を借りて“⾃分の本屋”を開ける「シェア型書店」や「シェア型オフィス」など、その形はさまざまで初期費⽤を抑えながら新たな挑戦ができる仕組みとして広がりを⾒せています。
そうした中、新たに誕⽣したのが「シェア型ストア&ギャラリー」です。
⼤阪・⾕町四丁⽬に4⽉28⽇、オープンした「HONO(ホノ)」は、カフェ併設のストア&ギャラリーで、作品の展⽰・販売に加え、⼈と⼈との出会いや、たくさんの“はじめて”に出合う場所としてスタートしました。

同所の特徴は、単にスペースを貸し出すだけではなく、「共創」や「融合」を重視している点にあります。棚はもちろんのこと、イベントスペースでのPOP UPや個展、ワークショップなども開催できるようになっています。
オープン初⽇から10組以上の出展者が参加し、POP UPの特別展と共に棚をにぎわせていました。最⼤70〜80組の規模まで拡張可能といい、シェア棚は⽉額6000円から借りることができます。


また、POP UPや個展も1週間単位でチャレンジできるので、誰でも作品展⽰や販売に挑戦できる、「はじめて」を応援する仕組みとなっています。出展者同⼠の交流にも⼒を⼊れており、懇親会やイベントなどを通じてジャンルの異なるメンバー同⼠が交錯して触発し合う機会を設けています。
この取り組みを⼿がけるのは、⼤阪市中央区の企画・デザイン会社「RAWCREW(ロークルー)」。企画・ブランディングを得意とする同社は、⾃ら場を運営することで従来ビジネスの提案の幅を拡大しつつ、そこで得た知⾒を活かし、地域をはじめ、クライアントやHONOメンバーに還元していく考えだといいます。
その“実験場”ともいえる施設内には、雑貨やアクセサリー、服飾やフードなど幅広いジャンルの商品が並びます。カフェ目当てでふらっと立ち寄れば、訪れるタイミングごとに変化する展示や作品を楽しむことができます。運営側は、そういった偶然の出会いも楽しんで欲しいといいます。

店名の「HONO」には、マオリ語で「最初のつながり・絆」という意味と、「ほのかな光」から火種を生み、炎をなすという決意が込められているそう。



