バレーボール・SVリーグ女子のヴィクトリーナ姫路がこれまで試合を行っていた、兵庫県姫路市の「ヴィクトリーナ・ウインク体育館」(姫路市立中央体育館)。大規模な改修工事を行うことになったため、2025-26シーズンをもってホームゲーム開催はひと区切り。来シーズンからは新たなアリーナで戦うことになります。
このたび、姫路のアヴィタル・セリンジャー監督と、同エグゼクティブアドバイザーでバレーボール元女子日本代表の竹下佳江氏が、同体育館の思い出を語りました。
●アヴィタル・セリンジャー監督
「ここでプレーしてきた選手も、スタッフもそうですが、いろんな思い出があります。だから、この日(3/29)の試合の勝敗は、いつもと少し違う感覚がありました。
それは試合前も試合中も少しあって……。本当にちょっとしたことなんですが、感傷的なところがありました。ただ、『今日最後だね』『思い出だね』などは絶対言いません! 選手にプラスといえどプレッシャーになってしまうので(笑)。
この体育館で最後になる試合で、思い出もたくさんあるだろうファンの皆さんの前で勝てたこと、その瞬間の監督であれたこと、本当にありがたいことです。感謝につきます。
私の思い出としては、30年前に4チームがこの体育館に来ていて、その際にヴィクトリーナ姫路の監督ではありませんでしたが、試合をしました。他にも25年前には久光(現、SAGA久光スプリングス)の監督としても来ました。さかのぼれば、個人的な思い出はたくさんあります。すべていい思い出です」
最後は「今の選手は生まれてないですね!」と、にこやかに話したアヴィタル監督。取材陣からも笑いを取っていました。

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●竹下佳江氏
「ウインク体育館での思い出は、本当にたくさんあるのですが、まずプレーの思い出ですかね。私は現役時代、けがの少ない選手だったんですが、指を骨折したことがありました。そこから治療して、復帰戦がこのウインク体育館だったんですよ。
確かデンソー(エアリービーズ)戦だったと思うのですが、5セット目でチームが少し負けてるタイミングで入ることになりました。当時、代表選手ということもあり、そこで会場がすっごい盛り上がったんです。その盛り上がり方に、相手チームも思わず『負けたよね』と言っていて、会場のファンの後押しがすごくて、とてもうれしかった。応援の大事さをすごく感じたんです。鮮明にそのことを覚えていて……。ウインク体育館に来るたびに思い出します。
年季の入っている体育館なんでね、選手たちやファンの皆さまが快適になるなら、良いことだと思います。ただ、本当に思い出の深い体育館なので、やっぱり少し感傷的にはなりますよね。同時に、きれいになる新体育館でプレーできる選手たちを少しうらやましくも思います。そこでたくさんの良いプレーをファンの皆さんに見せつけてほしいですね!





