サッカー女子・WEリーグで4季ぶり2度目の優勝を果たしたINAC神戸レオネッサが28日、神戸市役所を訪問。表敬訪問後の囲み取材で、WEリーグMVPに輝いたMF成宮唯選手らが、優勝の喜びや神戸への思いを語った。
神戸市役所を訪れたのは、INAC神戸の宮本ともみ監督、キャプテンのDF三宅史織選手と、WEリーグMVPを受賞したMF成宮唯選手。

リーグMVPを受賞した成宮選手は、「今年は攻撃的なサッカーで、自分の攻撃的なスタイルがすごくフィットした」と今シーズンのチームの戦いを回顧。「それを作ってくださった監督だったり、チームメートに感謝したい」と周囲への思いを口にした。
さらに、「1年間、本当に自分にプレッシャーをかけ続けてきたので、この賞をいただけて、本当にホッとしています」と安どの表情も見せた。
WEリーグ初年度以来となるリーグ優勝については、「1年目の優勝より、今シーズンの方がチームとして本当に圧倒的な強さを見せつけられた。3年連続で(2位と)苦しんでいたので、今年の優勝が本当にうれしい」と述べた。

一方、26日に行われたWEリーグの年間表彰「2025/26 WEリーグアウォーズ」では、選手たちが華やかな衣装で登場したことや、宮本監督の最優秀監督賞セレモニーのときにご子息がサプライズ登場したことなども話題となった。
表彰式の反響については、三者とも、友人や知人からたくさんメッセージを寄せられたそう。三宅選手は「『(INAC神戸のチーム)全員であそこの場に立てるというのがすごい』、『感動した』と言っていただいて、本当にうれしかった」と笑顔を見せた。
成宮選手と同じく、WE初年度の優勝も経験しているディフェンスリーダーは、「自分がキャプテンになって初めてのタイトルだったので、プレッシャーだったり、うれしさというのは、1年目(のWE優勝)よりは大きかった。優勝という喜びは、やっぱりいいものだなというのを再確認できた」と、頂点に立った喜びをかみしめていた。

また、囲み取材ではホーム、神戸への思いについても言及。2013年からINAC神戸でプレーし、神戸在住歴が10年以上となる三宅選手は、「ごはんがおいしいですし、住みやすく、人も優しくて、いい街なので、もっと神戸のよさを伝えていきたい。サッカーを通していろんな方に神戸のよさだったり、INAC神戸を知ってもらうために、もっと頑張っていきたい」と、さらなる活躍へ意欲を見せた。
成宮選手も、その三宅選手の話に賛同。「見ている方の胸が熱くなるようなサッカーをして、神戸市の皆さんが自慢できるようなINACになっていきたい」と意気込みを語った。
宮本ともみ監督は、リーグ最終戦で実施したホームゲームの「2万人プロジェクト」に触れ、「商店街や駅でチラシを配る中で、本当にたくさんの方から声を掛けていただいた。応援されていることをすごく感じた」と回顧。「もっと応援してくださる方が増えるような活躍をしていきたい」と来シーズンを見据えた。
今週末には、同じ神戸のプロスポーツチームであるヴィッセル神戸(サッカー・J1)とコベルコ神戸スティーラーズ(ラグビー・リーグワン)が、それぞれ頂点をかけた戦いに挑む。
その2クラブへのエールを求められた宮本監督は、「日頃から(神戸のチームを)ものすごく応援していますし、結果はいつもチェックしたりして、すごく私にとっても励みになっていました。もし私たちが優勝したことで、力を感じてもらえたらすごくうれしいなと思いますし、同じ神戸を拠点にして頑張っているチームですので、競技は関係なく本当にみんなで応援しています!」とメッセージを送っていた。






