死亡の大山容疑者、元自宅から血痕付着した上着、ペットボトル押収…兵庫・たつの母娘殺害事件

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 兵庫県たつの市新宮町の住宅で母親(74)と次女(52)が殺害された事件で、 兵庫県警は6月4日、現場から約13キロ南の揖保川支流で見つかった男性の遺体が、殺人容疑で公開手配している大山賢二容疑者(42)と判明したと発表した。大山容疑者は約10年前までこの住宅の南隣に居住、現在は空き家となっている。

 捜査関係者によると、事件現場の住宅内で大山容疑者の血痕が検出され、大山容疑者の元自宅から、母親の血痕が付着したペットボトルや、袖に血痕が付いた男性用の上着を押収したという。

大山賢二容疑者の元自宅 約10年前まで居住していたという〈2026年5月31日 13時12分撮影 兵庫県たつの市新宮町段之上〉
被害者の母娘の住宅(画像左)と大山容疑者の元自宅(右)〈2026年5月31日 13時17分撮影 兵庫県たつの市新宮町段之上〉

 兵庫県警・たつの署捜査本部は、大山容疑者が犯行後、元自宅に立ち寄り、着替えて逃走したとみている。死亡により犯行動機の解明は困難となったが、所要の捜査を終えしだい、母娘への殺人容疑で大山容疑者を書類送検する。
 捜査本部によると、司法解剖の結果などから母娘は5月13日ごろ殺害されたと推定。遺体発見は同19日だった。その3日前の16日深夜、大山容疑者は現場から約30キロ離れた兵庫県高砂市内の歩道で寝ているところを近隣住民から110番通報され、高砂署員に職務質問さた。その際「人を殺した」「たつの」などと述べたものの、殺害場所や日時、相手など具体的なことは話さず、血の付いた刃物や衣服も持っていなかった。所持金は550円だった。こうしたことから、高砂署員は「証言に信ぴょう性はない」と判断、翌17日未明に大山容疑者を元自宅の近くまで車で送り届けている。

5月20日(被害者の母娘の遺体発見翌日)16時ごろ撮影された大山容疑者の画像 ※画像提供・兵庫県警
5月17日(被害者の母娘の遺体発見2日前・犯行から4日後)防犯カメラがとらえた大山容疑者の画像 ※画像提供・兵庫県警

 大山容疑者に関する最後の目撃情報は、20日午後4時ごろ。 近隣住民が 、現場から約2キロ南の揖保川にかかる橋の下で撮影し、兵庫県警に提供した 動画だった。その後大山容疑者の足取りが途絶え、6月3日午前、 約13キロ南の揖保川下流(同市御津町)で遺体となって発見された。

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