花*花・こじまいづみ、歌い続けて感じる深み「『あなたがいて』の『あなた』が増えていく」

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 デビュー26周年を迎えた音楽デュオ「花*花」のこじまいづみさんが、ラジオ関西の取材に応じ、長年歌い続ける中で感じる、楽曲やリスナーへの思いを語った。

「花*花」(左から、おのまきこさん、こじまいづみさん)

「曲が育ってくるんですよ」。こじまさんは、自らが生み出した楽曲について、長い年月の中で“変化”を感じる瞬間があるという。

「『あーよかったな あなたがいて』っていう、その『あなた』がやっぱりすごい増えているので。毎回歌うときは、目の前の人に向かって『あなた』って言ってるんですが。その分母がどんどん大きくなっているので、曲が育ってくるんですよ」

 さらに、「気がつけば愛されて、かわいがられている」とはにかみつつ、長年歌われ続ける楽曲への思いを明かした。

「聴いてくださってる人が一緒に歌った時に、その年輪をこっちが感じる時があるんですよ。産んだ子どもが親元を離れて、みんなにかわいがってもらって、里帰りするみたいな。『あんた、よかったな!』『大事にしてもうて、よかったな!』みたいな気持ちは、いつもすごく思います」

 楽曲も歳を重ねて、それぞれの人の手元で思い出ができる。それがフィードバックされて、花*花のもとに帰ってくる……そのように曲が「育つ」感覚を、こじまさんも実感するという。

「思い出があってずっと聴いてくれていたものを、ライブで『これ、聴きたかった!』とまた思ってくれる。その会わなかった間に、育つものってあるじゃないですか、お互いに。(ライブの場で)そういうのを交換し合えているんじゃないかなと。それは最初の頃は、もちろんなかったことなので」

「花*花」こじまいづみさん(写真:ラジオ関西)

 一方、ライブでは子ども向けの価格も用意するなど、ファミリー層の来場を歓迎しているが、子どもたちに歌を披露する際は、「あまり子どもを子ども扱いしない」と持論を語る。

「私は子どもが小さいときに親子ライブなどもしていましたが、花*花に関して言うと、子どもがいることを逆に特別視しないほうが、来られたお父さん、お母さんは安心するんですよね」

 また、今だからこそ思い出深く感じる楽曲について問うと、「場所や会う人によって、思い出す曲は違う」と話す。

「例えば神戸だと、震災の後に作った『まだ愛してる』という曲があるんですけど、同じように地震を経験した人たちの話とか、自分の気持ちを曲にしていたりするので。その場所に行くと、そこの人の気持ちが思い出されるので、その時に作った歌が出てくる、という感じです」。年月をかけて、さまざまなところで歌い続けてきた花*花だからこその思いを、こじまさんが代弁した。

 花*花は7月26日、神戸朝日ホールでワンマンライブ「50/50」を開催する。

「花*花」こじまいづみさん(右)と、ラジオパーソナリティーの芦田純子さん(写真:ラジオ関西)

公式HP

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