夏の甲子園出場をかけた、第108回全国高等学校野球選手権兵庫大会の開会式が、28日、姫路市のウインク球場で行われた。
今年の兵庫大会では、連合チーム28校11チームを含む166校149チームが、甲子園出場をかけた熱戦に挑む。
その開会式には、前年度優勝校の東洋大姫路や、春の兵庫大会と近畿大会を制した報徳学園をはじめ、シード校や準シード校など71校65チームが参加。仁川学院・古谷洋主将が先導し、各チームがグラウンドを元気に行進した。また、式の途中には暑さを考慮して飲水タイムも設けられた。



開会式のあいさつで、兵庫県高校野球連盟の橋本智稔会長は、「本大会のキャッチフレーズ『やっぱり野球を愛している』にあるように、感謝の気持ちを持ち、正々堂々、はつらつとしたプレーをされることを期待している」と、球児にエールを送った。また、「すべての関係者の皆さまに感謝申し上げるとともに、高校野球ファンの皆さまのあたたかいご声援を心よりお願い申し上げます」と、開会を宣言した。
選手宣誓は、宝塚西の兵頭篤哉主将が務め、「私たちは多くの人に支えられ今この舞台に立っています。家族、指導者の方、大会に携わる運営の皆さま、これまで支えてくださった方々への感謝の想いを胸に、持てる力のすべてをこのグラウンドで出し切ります。それこそが、最大の恩返しになると信じます。数ある選択肢の中から野球という道を選んだ人生において、同じ道を歩んできたチームメイトと共に団結して最後まで戦いぬくことを誓います」と力強く述べた。
開会式の後、報道陣の取材に応じた宝塚西・兵頭主将は、選手宣誓に込めた思いについて、「みんな勝ちに行く気持ちは一緒だと思うが、チームメイトでだれかひとりだけがしんどい思いをしているとかがないよう、みんなで戦い抜いてほしい」と話した。

また、先導役の仁川学院・古谷主将は、「歩いているとき、最初は緊張したが、ホームベースあたりから楽しくなってきた。初めて味わう感覚だった」と率直な感想をコメント。
阪神・佐藤輝明選手の母校としても注目を集める仁川学院は、春ベスト16を達成し20年ぶりにシード校に。「(延長10回タイブレークの末、1回戦敗退となった)秋は気持ちで負けたところもあったので、夏は気持ちで負けないよう全力でやっていきたい。絶対勝ちあがっていきたい。夏は甲子園(出場)を目標としている」と意気込みを語った。

28日は開会式を実施。7月4日、明石トーカロ球場で行われる開幕試合、神戸対尼崎西から、夏の甲子園を目指す熱戦の火ぶたが切られる。大会は順調に日程が進めば、決勝は7月26日にほっともっとフィールド神戸で行われる。





