地域の歴史や文化を次世代へ伝える術(すべ)として、兵庫県姫路市で漫画を使った取り組みが進められています。一般社団法人Social Eight(ソーシャルエイト)代表・松尾礼さんに詳しい話を聞きました。

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その取り組みの名は「姫路ゆかりの偉人たちプロジェクト」。発足のきっかけの一つとなったのが、姫路市名誉市民第1号でありながら、その功績があまり知られていなかった医学者・都築正男氏の存在です。
「都築氏は被爆者支援や原爆症研究に尽力した人。しかしながら偉業を成した彼が姫路出身であることを知る人は、地元住民でもなかなか居ませんでした」と松尾さん。
姫路に素晴らしい偉人がいたことを子どもたちに知ってほしい、地域のことを知ることは、自分の住むまちへの誇りに繋がる……という思いから、第1巻では都築氏を取り上げました。

人口減少や少子高齢化が進むなかで地域愛を持つ人材の育成は、まちの未来にも関わる大きなテーマ。松尾さんは「将来、姫路を離れたとしても『自分の地元にはこんな偉人がいた』と胸を張って話せるようになってほしい」と話します。
松尾さんらの取り組みは、子どもたちにとって「ふるさとの新たな発見」を積み重ねられる機会となりそうです。なお、第2巻の発刊は8月8日を予定しているとのことです。
(取材・文=洲崎春花)
※ラジオ関西「ヒメトピ558」2026年6月12日、19日放送分




