兵庫県の自動車整備士が技能を競う大会「第20回兵整振自動車整備技能競技大会」が、7月5日(日)、「メッセみき(道の駅みき)」(三木市福井)で行われました。

同大会は、一般社団法人兵庫県自動車整備振興会の主催で2年ごとに開催。20回目を迎えた今年は、同会の淡路、神戸東、加古川の各支部チームと、車関連事業を展開するG-7・オート・サービスの計4チームが出場しました。
90分間にわたる競技は2人1組で、基礎競技のほか、接客対応能力が問われるアドバイザー競技、1年点検整備、故障探究力が試される実車競技に挑戦。日ごろから積み重ねてきた知識や経験を競い合った結果、今年は、G-7・オート・サービスが優勝を果たしました。優勝チームは、11月7日(土)に東京ビッグサイトで開催される「全日本自動車整備士技能競技大会」に兵庫県代表として出場します。


優勝したG-7・オート・サービスの牛尾豊さんと橋本将史さんはともに、「優勝は予想外で、驚きの気持ちでいっぱいです」と心境を吐露。長年にわたって整備士として活躍してきたお2人ですが、「当日どのような課題が出るかは予測がつかないため、想定される課題を一つひとつ洗い出して進める準備が大変でした」と大会までの日々を振り返りました。

11月に行われる全国大会に向けて、牛尾さんは「大きな舞台での初めての経験なため、緊張せずいつも通りの力を発揮したい」とコメント。
橋本さんは、「しっかり準備をすれば結果を出せると考えているので、本番に向けて準備時間の確保を重視しています」と意気込みを語りました。

兵庫県自動車整備振興会・常務理事の井手俊文さんは、整備士に求められる技能と役割について、「お客様の車を、故障なく安心・安全に走行できる状態に保つことが最も重要」と話します。
現在、兵庫県内には約3200の整備工場と1万人弱の整備士が存在し、約330万台の自動車の安全を支えています。「自動車の高度化・デジタル化にともない、整備士には生涯にわたる学習が必要不可欠」と語る井手さんは、「業界全体で技術の高度化を目指し、それが最終的にお客様の安心につながる」と強調しました。





