「大絶滅展」待望の大阪展スタート 地球の生命史、5度の危機と再生に迫る 551蓬莱とのコラボも

LINEで送る

この記事の写真を見る(24枚)

 寒冷化や温暖化、有毒火山ガスによるオゾン層の破壊。絶滅に至った原因やメカニズムの解説の中でも、とりわけ衝撃的なのは約6600万年前の白亜紀末大量絶滅だ。直径約10㎞の小惑星が衝突したことによって、恐竜をはじめとする多くの生きものが姿を消したとされる地球史上最も有名な絶滅事変について、衝突の痕跡や地層に残された証拠、高精細CG映像を交えながらひもとく。恐竜絶滅後に哺乳類が急速に繁栄、人類へとつながる進化が始まった過程も示され、私たちの命のルーツについてもくわしく知ることができる。

展示の様子

 本展では、恐竜以前の海洋生物や魚類、古代植物、微生物まで含めた生命全体の歴史も分かりやすく説明。あわせて、なぜ海が酸素不足になったのか、巨大火山活動は生態系をどう変えたのかなど、絶滅を引き起こした環境の変化についても掘り下げる。近年大きく進展した地球科学や古生物学の成果を盛り込みながら、繰り返す「絶滅」と「進化」を通して、生きとし生けるものいずれもがはかない存在であること、一方でたくましく命をつないできた来し方も私たちに教えてくれる。

白亜紀末期のアンモナイト

 大阪市立自然史博物館の川端清司館長は「絶滅した生きものの代わりに新しいグループが出現し、そのくり返しによって地球には豊かな生物多様性が生まれた。昨年の東京展では、大絶滅を悲劇でなく新たな生命繁栄の出発点とした点で多くの共感を呼んだ。関西の皆さんにも生命史40億年の壮大なドラマを感じてほしい」と話した。

 大阪展では、豚まんで有名な「551蓬莱」(大阪市)とコラボ、会場でTシャツやトートバッグなどオリジナルグッズを販売している。ほかに「すみっコぐらし」「ゾイド(ZOIDS)」とのコラボ商品もある。

大絶滅展✕551蓬莱 キービジュアル

◆特別展「大絶滅展―生命史のビッグファイブ」
会場 大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
(〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23[長居公園内])
日程 2026年7月17日(金)~10月12日(月・祝)
時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
休館日 月曜日 ※祝日の場合は開館し、翌平日休館。ただし8月3、10日は開館。
観覧料 大人2000円、高大生1500円、小中生700円
問い合わせ 大阪市総合コールセンター(なにわコール)06-4301-7285

展覧会公式サイト https://daizetsumetsu.jp/

LINEで送る

関連記事