夏の高校野球兵庫大会 明石商、16強進出もチームは反省 狭間監督「野球は怖い」 次戦は報徳学園

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 第108回全国高校野球選手権兵庫大会は18日、4回戦の8試合が行われ、明石トーカロ球場の第1試合では明石商が川西緑台を6-4で下し、ベスト16入りを果たした。

 1回表、いきなり先手を許すも、その裏にすぐ3番打者の主将・市村徹平選手(3年)のタイムリーヒットで同点に追い付いた。その後、「どんどん次の塁を狙っていく」(市村選手)“明商野球”を実践し、3回、6回、7回と得点を重ねた。8回表の3失点で一時は1点差に詰め寄られたが、その裏、スクイズで1点を取り、再び突き放した。

(写真:ラジオ関西)

 ただし、勝利しても明石商に笑顔はなかった。狭間善徳監督が掲げるチームのベース、「ピッチャーがフォアボールを出さずに丁寧に投げて、守りのチームを作る」ところでミスが散見。バントの失敗もあり、相手に流れを渡しかけた。

1回表、川西緑台の先制点のシーンより(写真:ラジオ関西)

 8回表などミスで一気に崩れそうになった展開を振り返り、狭間善徳監督は「高校野球は怖い」と感想をコメント。市村選手も「今日みたいなミスをしていたら絶対に勝ち上がれない」と反省。試合後、指揮官を中心にチームは気を引き締め直していた。

 それでも、1回、8回と、失点した回の裏にはすぐさま点を取り返すのが、明石商の強さだ。「取られた後が一番取りやすい回。そこは気を引き締めて、意地でも取ろうと思ってやっていた」と語った市村選手。「(川西緑台戦は)1回死んだ(負けそうになった)試合なので、ここから開き直って、あとはやるだけ。明商野球をして、1個ずつ、1点ずつ着実に取っていきたい」と、チームは原点回帰で上を目指す。

明石商の主将・市村徹平選手(写真:ラジオ関西)
明石商の先頭打者・米田大希選手。俊足をいかして活躍(写真:ラジオ関西)

 4回戦の反省を経て、中1日で修正を図り、ベスト16に挑む。相手は、春の近畿王者・報徳学園。狭間監督いわく、「一番点が取れる確率の高いことをやっている」という、鍛え抜かれた明石商の野球で、秋と春の県大会で敗れた宿敵にリベンジを期す。

●明石商・狭間善徳監督のコメントより。先発の仲吉泰清投手が5回80球で交代となったことについて、「このままいけば、球数が(制限に)ひっかかる。ベスト16まで中1日なので」。

明石商の狭間善徳監督(写真:ラジオ関西)
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