不登校児童生徒が過去最多の35万人に 教育心理学者が語る「学びを楽しみに変える教育」とは

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 教育心理学者の梶田叡一さんが、このたび、ラジオ番組に出演。不登校問題や学びの在り方について語りました。

教育心理学者の梶田叡一さん、番組パーソナリティーのシンガーソングライター・川嶋あいさん

 文部科学省によると、不登校の小中学生は35万人を超え、過去最多となっています。

 この状況について梶田さんは、「不登校にまでは至っていなくても、学校へ行くことを苦しいと感じている子どもは多いのではないか」と指摘。そのうえで、「それぞれの学校が、どうすれば子どもたちにとって楽しい場になるのかを考えなければならない」と述べました。

 また、フリースクールや通信制高校など、多様な学びの場についても触れ、「それぞれの学びの場を最大限に活用し、子どもに合った環境を選ぶことが大切だ」と話しました。

 さらに、困難な状況との向き合い方については、「人のいないところで泣いたり、喜劇や漫才を見て気分転換したりすることも大切」と説明。

 そのうえで、「心の傷が癒えるには時間が必要であり、自分なりに工夫して出来事の意味づけを変えていくことで、『ありがたき試練にあって、自分は大きく脱皮できた』と思えるようになる」と語りました。

 学びの在り方については、法華経の『開示悟入』の考え方にも言及。

「学ぶことがどれほど大切でおもしろいかを、まず“開く”。そのうえで、“示す”。自分の腹に落として理解し、“悟らしむ”。さらに、繰り返し学んで思い出せるように身につけて“入らしむ”という流れが重要」と説明しました。

 そして、「“示す”だけの学校では、勉強は苦行になってしまう。勉強が楽しみにならなければならない」と強調しました。

 最後に、悩んでいる人へ向けて、「取り返しのつかないことはありません。すべては“いま、ここ”からはじまります。失敗しても自分を責めすぎず、いま元気でいられること自体に感謝し、その気持ちを土台に前向きに進んでいってほしい」とエールを送りました。

※ラジオ関西『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』2026年7月5日放送回より

◆『明日への扉〜いのちのラジオ+〜』(パーソナリティ:川嶋あい)◆
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