夏の高校野球兵庫大会 8強で敗退の加古川西 監督は選手労う「3段階くらい上の結果を残してくれた」

LINEで送る

この記事の写真を見る(6枚)

 第108回全国高校野球選手権兵庫大会は22日に準々決勝が行われ、ノーシードからベスト8入りした加古川西は、明石商に3-9と敗れ、4強入りはならなかった。

 5回戦では3季連続で甲子園に出場していた優勝候補・東洋大姫路に打ち勝った、加古川西。その勢いのもと、明石トーカロ球場に集った大声援の後押しも受けて、明石商から先手を奪った。また、1-4で迎えた5回表には、2つのフォアボールとヒットでチャンスを広げ、相手のエラーから2点を奪い、1点差に詰め寄った。明石商の投手陣から7本のヒットを放つなど持ち前の打線は奮闘を続けたが、最後は明石商の地力の前に力尽きた。

(写真:ラジオ関西)

 吉本純也監督はこの試合から得た学びとして、「守備も戦術も、いろんなところがあるが、勝つにはやっぱり、それなりに整備された投手陣が必要。選手の個々の勝負強さを明商さんには感じた。そこの壁を破るためにどうしたらいいか、みんなで考えようと思う」とコメント。

(写真:ラジオ関西)

 それでも、チームは2022年以来のベスト8進出と、躍進を遂げたのも事実。「選手たちはめちゃめちゃ伸びた。(今大会で)その力を十分に発揮し、思っていたより3段階くらい上の結果を残してくれた」という指揮官は、「バッティングの技術もそうだが、一番大事であり、成長したのはメンタルのところ。ファーストストライクから思い切り振っていくなど、彼らは勝負を仕掛けていくという姿を見せてくれた」と、積極的な姿勢に賛辞を送っていた。

(写真:ラジオ関西)

 この試合のメンバーリストを見ると、1・2年生が先発に6人、ベンチにも5人が入った加古川西。初回にツーベースヒットを放った藤本丈汰選手、東洋大姫路戦で完投した長尾泰成投手ら、今後が楽しみな逸材もそろう。吉本監督は「でも、またイチからスタート。もう1回、1、2年生全員でいいチームにできるようにしていきたい。出ていない選手の中でもいい選手がいるので、また競争させて頑張りたいなと思う」と、気持ちを新たにしていた。

加古川西の藤本丈汰選手。「経験を積めたので、次につながる大会になった」(写真:ラジオ関西)
加古川西の長尾泰成投手(写真:ラジオ関西)
LINEで送る

関連記事