第108回全国高校野球選手権兵庫大会は2日、ほっともっとフィールド神戸で決勝戦が行われる。2023年以来、3年ぶりにファイナルへ駒を進めたのが、社だ。
24日の準決勝第1試合では、須磨学園を10-0、5回コールドで下し、盤石の戦いを見せた。
1回表、1アウトからフォアボールと2本のヒットで満塁のチャンスを作り、2本の内野安打で3点を先制。3回表も4・5・6番の3連打で追加点を挙げると、4回表には打者11人で一挙6点を取り、勝負を決めた。投げては今大会2度目の先発で、7月16日以来の登板となった左腕の内田遥斗投手(3年)が4回3分の1を58球、被安打4で無失点と、須磨学園打線を完封。最後は中西龍投手(2年)が試合を締めくくった。エース・岩井秀耶投手(3年)の登板機会はなかった。

社の山本巧監督は、準決勝の後に試合を振り返って、「一昨日の試合の後からしっかりクリアリングをして、自分たちの状態を整えて、今日の須磨学園さんの試合に向けて準備をしっかりしてきた。選手たち同士でしっかりコミュニケーションが取れた状態で試合に入っていた。具体的に打ち合わせができたことで、結果的に、自分たちが平常心で試合が運べたと思う」と、準備のよさを勝因に挙げた。
「いつもどおりにやっていけば、絶対に勝ち切ることはできるぞという意識の中でやっていた」というのは、山口諒大(やまぐち・りょうた)選手(3年)。この試合で3安打5打点と活躍したが、「まだまだできると思う。今日は今日で、1回リセットしたい。試合に勝って次がまたあるので、そこは自分のできることをしっかりやっていき、チームに貢献していければ」と述べる。
「自分がたとえ活躍できなくても、最後チームが勝てればもうベストなので。自分のできることを各自がやれば、絶対にチームにプラスになって乗っていける。前を向いていければ、いずれ結果は出る。そのイメージで次もやりたい」と、決勝でも平常心でのプレーを誓うとともに、フォア・ザ・チームの思いも語った。

決勝の相手は3年前と同じ、明石商。当時は5-4で9回サヨナラ勝ちし、夏・2度目となる甲子園への切符をつかんだ。夏の大会ではそれ以来の対戦となる。
決勝に向けて、山本監督は、「どの試合も変わらない感覚でしかない。この後、自分たちの状態をまず整えたい。日常の練習が本番だと思っているので、そこに集中して、試合は結果であると思えるように、この後、しっかりと準備したい」と話していた。

【社、ここまでの戦績】
7/10 2回戦 5-0 六甲アイランド
7/13 3回戦 5-0 八鹿
7/16 4回戦 4-1 須磨翔風
7/20 5回戦 7-0(7回コールド) 市尼崎
7/22 準々決勝 2-0 東播磨
7/24 準決勝 10-0(5回コールド) 須磨学園






