夏の甲子園、第108回全国高等学校野球選手権大会の開幕を前に、31日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)での甲子園練習が始まり、先陣を切って地元・兵庫代表の社が登場。約15分間という限られた時間のなか、選手たちは憧れのグラウンドで精力的に練習を行った。
3年ぶり3度目の全国大会出場となる、社。選手たちは元気いっぱいにグラウンドに飛び出し、甲子園の雰囲気を感じながら、内野の土、外野の芝生など、球場の様子を確認。そのうえで、シートバッティング形式を中心に調整を行っていた。

選手たちは練習終了後、報道陣の取材に対応。エースの岩井秀耶投手(3年)は、「入った瞬間、(甲子園は)大きくて、やっと実感がわいてきた。いつまで見ていても見飽きないくらい」と、聖地・甲子園への率直な思いをコメント。あす8月1日に組み合わせ抽選会が行われるが、「どこも強いと思うので、どこと当たりたいとかはない。一戦一戦全力で戦って、勝つことを意識してやっていきたい」と抱負を述べた。

主将の松下幸叶選手(3年)は、「練習が本番(のようにプレーする)というのが僕らのチームの特徴。試合で特別な感情になるのではなく、練習でプレッシャーを受けながら、試合になったら思いきりやるだけ。練習でしっかりと考えるところを考えて、あとは試合につなげたい」と、甲子園でも平常心で戦う重要性を語った。

また、岩井投手と同じく、「雰囲気であったり景色が全然(今までやってきたグラウンドなどとは)違っていて、『やっぱりここは甲子園なんだな』と実感がわいた」というのは、2年生レギュラーの小西輝明選手。「主将から壮行会でも話があったが、甲子園で社高校は夏1勝しかできていない。それを超えて2勝できるようにやっていきたい。個人としては少しでもチームに貢献できるようにやっていきたい」と気合いを込めた。
今日の甲子園練習では、社のほか、天理(奈良)、八幡商(滋賀)、智弁和歌山(和歌山)といった関西勢をはじめ、16チームが登場。8月3日まで、49の代表チームが甲子園で汗を流す。そして、大会は8月5日に開幕し、22日までの18日間(休養日含む)にわたって熱戦が展開される。






