セッティング中は、人形が本物の赤ちゃんに見えるようにダイニングの子ども椅子に座らせて生活感を出してみたり、配置を細かく調整したりと、とても集中して準備していました。
最終的には、人形の手足を動かして“生きているように見せる”というアイデアも長男が考えたもので、子どもたちの発想力に驚かされました。
また、「どれが本物の双子でしょう?」と私に当てさせる遊びとしての面白さもあり、子どもならではの自由な発想から生まれた動画だと思います。バタバタな毎日の中でも、兄弟がこうして遊びを作り上げていく姿がとても微笑ましく、印象に残っています」
ーー動画の反響について、長男くんたちの反応は?
「再生数や“いいね”数を伝えると、長男たちはとてもうれしそうにしています。最近では、『バズる』という言葉も覚え、『こんな動画出したらバズるんちゃうかな?』といろいろな案を出してくれるようになりました(笑)」
4人目は双子だった…!5人のお子さんの育児で大変なこと、意外に◯◯だったこと
ーー双子ちゃんの出産後の育児で大変なことは?
「特に大変だと感じるのは、『全員の欲求のタイミングが重なるとき』です。誰かが泣いていて、誰かがお腹を空かせていて、誰かが機嫌が悪くて、誰かが水をこぼしていて、誰かがトイレに行きたい…というように、いろいろなことが一気に重なる瞬間があります。
『どうしてこんなに同時に起こるの?』と思うくらい重なるのですが、そんなときはまさに踏ん張りどころで、優先順位を考えながら一つずつ対応していくしかないのですが、頭の中はいつもフル回転です。
また、大変なことも多いのですが、意外だったのは『夜の自分時間はしっかり確保できていること』です。
実は、以前から乳幼児の睡眠について研究などをしながら学びを深めており、現在は子どもに関わる職種の方向けに、子どもの睡眠を整えるための資格講座の提供も行っています。その知識もあり、我が家では5人とも、“寝かしつけに時間をかけない、寝かしつけゼロ育児”スタイルで、特に『夜は早くしっかり寝る』ことを大切にしています。
今では子どもたちが寝た後の20時半ごろから4時間ほどは、自分の時間をしっかり取ることができています。動画編集や仕事をしたり、1日を振り返る時間にもなっていて、5人育児の中でもこの夜の時間が大きな支えになっています」
ーー育児で大切にしていることは?
「子どもたち一人ひとりの『好きなこと』や『得意なこと』を大切にしながら、それぞれが自分らしく成長していけるように関わることを大切にしています。
特に意識しているのは、自己肯定感を育てることです。『自分はこれでいい』『自分はできる』と思える気持ちがあれば、どんな環境でも前向きに挑戦していけると考えています。そのため、結果だけでなく、そこに至るまでの過程や頑張りをしっかり認めることを心がけています。
また、将来の選択肢を広げてあげたいという思いから、家庭ではバイリンガル教育も意識しています。言語だけでなく、さまざまな価値観や文化に触れることで、広い視野を持てるようになってほしいと願っています。
さらに、国内外への旅行や日々のお出かけを通して、多くの経験を重ねることも大切にしています。勉強だけでなく、体験の中で人と関わる力や挑戦する気持ちといった非認知能力も育てていってほしいですね。
それぞれが自分の道を見つけ、のびのびと人生を楽しめるようになることが、親としての一番の願いです」





