「ツアーに行っていなかったらゾッとした…」 乗客が本音を漏らした出来事とは? バスガイドが語る

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 ラジオ関西の「観光バス旅行の魅力」を探るコーナー(パーソナリティー:谷五郎)にて、日本交通株式会社の大塚美由紀さんに話を聞きました。

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 ふたりの叔母がバスガイドだったという大塚さん。「おいしいものを食べられる」「すごい景色を見られる」と観光バス旅行の楽しさを常々聞かされていたとか。自身もバスガイドになったきっかけは、北海道に行った高校の修学旅行。大塚さんのクラスを担当したバスガイドが人生相談も聞いてくれ、将来に不安を感じていた時期の大塚さんに夢について語ってくれた言葉が印象的だったと言います。その笑顔や優しさに触れ「これしかない、こういう仕事をしたい!」と強く感じたそうです。

日本交通株式会社の大塚美由紀さん(写真中央)

「観光案内は常にアップデートが必要」と語る大塚さん。特に期間限定や特別公開などの情報、また目的地以外でも、利用客が「次はココに行きたい」と思えるきっかけになる情報を伝えるように心がけているそう。そのため朝一番の情報源はラジオと新聞なのだとか。

 日々の業務の中で、大切にしていることを聞きました。最初の頃は、「自分が案内しなければ」という思いにとらわれて枠にはまった仕事をしていたとのこと。ですが、経験を重ねるにつれ“空気感”を大切にするようになったそうです。

 例えば酒好きの乗客が多い時には観光案内を重視するのではなく、「カラオケしませんか?」などと提案するそうです。リズム感や音程はともかくどんなシチュエーションでも歌えるよう、元バスガイドの先輩に休憩中や回送中にレッスンしてもらうこともあるとのこと。

日本交通株式会社のバス

 印象に残っているエピソードについて聞くと、「走行中にお客様が急に具合が悪くなり、意識が遠くなるような状況に。バスを停車してもらい、救急搬送となったことがありました」と大塚さん。たまたまバスを停車させた場所のすぐそばが消防署だったそうで、バスごと消防署の敷地内に入ったのだとか。

 その後、無事に回復した乗客は再度一行に合流。「いつもなら一人で家にいる時間。バス旅行に出かけていなかったら大変なことになっていた」と話していたそうで、翌年も同社のツアーに再び参加したとのことです。

 これからの季節におすすめなのは「高野山宿坊宿泊体験」とのこと。写経やおつとめのほか、精進料理も味わえると大塚さんは紹介。とくに朝のおつとめでは、ろうそくの明かりの中でお経を聞くといいます。読経特有の一定したリズムと低音は脳のアルファ波を増幅させるため自律神経を整える効果もあるそうで、心身のリラックスやストレス緩和にもつながるとか。

高野山奥の院参道

「行ったことのない観光地はまだまだあります。少しでも新しい魅力をお届けできるよう、お客様に寄り添ったバスガイドを目指したい」と大塚さん。「発車オーライ」の掛け声とともに日々の乗務に励んでいくと話し、インタビューを締めくくった。

※ラジオ関西「谷五郎の笑って暮らそう」2026年7月26日放送回より

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