宝塚歌劇や「清酒発祥の地」伊丹など歴史文化息づく阪神北地域 人口社会増も〜小野山県民局長

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 観光面での課題については「伊丹空港(大阪国際空港)は国内7位の旅客数(年間約1600万人)を誇るが、利用客を地域に取り込みきれていない。便利であるがゆえに通過されてしまう面もある。空港利用者をぜひ地域に呼び込みたい」と述べた。

大阪国際空港(伊丹空港)とヒマワリ(画像提供:阪神北県民局)
大阪国際空港(伊丹空港)とヒマワリ(画像提供:阪神北県民局)

 兵庫県では、大阪・関西万博をきっかけに推進してきた体験型観光コンテンツ『ひょうごフィールドパビリオン』を2026年も継続し、観光客誘致に力を注ぐ。阪神北地域では、主要施設に着目すると2026年4〜5月の観光客数が前年同時期に比べ約1割増と好調だという。「この地域は夏のレジャーに最適で、千丈寺湖や青野ダム(三田市)、屏風岩(猪名川町)周辺などの水辺スポットで、涼を求めて楽しんでもらえれば」と紹介した。

兵庫・三田市の青野ダム完成によってできた千丈寺湖では、カヌーやSUPなどのレジャーも楽しめる(画像提供:阪神北県民局)
兵庫・三田市の青野ダム完成によってできた千丈寺湖では、カヌーやSUPなどのレジャーも楽しめる(画像提供:阪神北県民局)
猪名川の清流沿いで楽しめるリバーサイドグランピング(画像提供:阪神北県民局)
猪名川の清流沿いで楽しめるリバーサイドグランピング(画像提供:阪神北県民局)

 こうした観光スポットは、県民局がインフルエンサーを起用してSNSの動画で紹介し、再生回数が累計100万回を突破するなど反響を呼んでいるという。また、民間の雑誌『SAVVY』に「ひょうご北摂」地域の施設や店舗などを紹介する特集記事を掲載し、その抜き刷り版を無料配布して、さらなる流入人口の増加を目指す。

阪神北地域「ひょうご北摂」へのお出かけに便利な雑誌『SAVVY』抜き刷り版(画像提供:阪神北県民局
阪神北地域「ひょうご北摂」へのお出かけに便利な、雑誌『SAVVY』抜き刷り版(画像提供:阪神北県民局

 イベントなどでも誘客に取り組む。阪神北地域には27のゴルフ場があり(県内157施設のうち約17%)、2026年10月に日本女子オープンゴルフ選手権が開催される宝塚ゴルフ倶楽部などを活用したゴルフツーリズムや、手塚治虫にちなんだアニメツーリズム、『ARIFUJI WEEKENDERS』(有馬富士公園:三田市)、『ITAMI GREEN JAM』(昆陽池公園:伊丹市)といった大規模野外音楽フェスなどを生かした誘客にも力を入れていきたいという。

 最後に小野山県民局長は「都市と自然が調和した非常に住みやすいまち。美しい自然もある。国内外から多くの人を呼び込んで真のファンを増やしていきたい。ぜひ一度、阪神北地域に足を運んでほしい」と締めくくった。
 
 ※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』2026年7月15日放送回より

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