丹波ブランド農産物やデカンショ節など魅力あふれる丹波地域「四季を通じて楽しめる」丹波県民局長

LINEで送る

この記事の写真を見る(10枚)

 福井県民局長は丹波地域の魅力について「四季折々の自然と、季節ごとの農産物が楽しめるところ」と紹介した。春は篠山城跡などの桜を堪能できる。夏はスイートコーンやブルーベリー、スイカの収穫期。秋は丹波栗、黒枝豆、大納言小豆といった『丹波ブランド農産物』が旬を迎える。高源寺、円通寺、岩瀧寺(いずれも丹波市)など、紅葉の見どころも多く、冬は猪肉を味噌や山椒で仕立てた郷土料理『ぼたん鍋』が名物で、日本酒との相性も抜群だという。

  日本酒については、丹波市には山名酒造、西山酒造場、鴨庄酒造、丹波篠山市には鳳鳴酒造、狩場一酒造などがあり「地域に根ざした個性豊かな酒蔵が揃う。若い蔵人や杜氏が活躍していて、新しい切り口のお酒もどんどん出てきている」と紹介した。8月29日には、丹波焼と連携した地酒の魅力発信イベント『丹波バル』を開催し、丹波焼のぐい飲みで地酒を味わうことができる。

丹波焼と丹波の地酒が楽しめる「丹波バル」チラシ(画像提供:丹波県民局)
丹波焼と丹波の地酒の魅力が楽しめる「丹波バル」チラシ(画像提供:丹波県民局)

 一方、地域の課題は人口減少と若者世代の流出。高齢化率(65歳以上の人口の割合)は37.6%と、県平均の29.9%を上回る水準で推移しているという。公共交通の面でも課題があり、丹波地域を通るJR加古川線について「JR西日本が公表した利用者数低迷の路線の中でも、近畿で最も厳しい状況の一つになっている」とした上で、「地元住民の協力を得ながら利用促進に取り組んでいる」と話した。

丹波地域の課題などについて語る、丹波県民局・福井県民局長(ラジオ関西スタジオにて)
丹波地域の課題などについて語る、丹波県民局・福井県民局長(ラジオ関西スタジオにて)

 丹波県民局では、若者定着・交流人口拡大に対処するため『シリ丹バレー構想』を推進している。これは地域内外で産学官民のネットワーク形成を進め、地域発のイノベーション創出を促すエコシステムの構築を図ることを目的としている。今年度も中学生以上の若者を対象にしたユース起業アカデミーを開催し、起業に必要な資質やスキルを学べるビギナーコースと、ビジネスプランを作成して事業展開などを目指すアドバンスコースを設け、地域での起業につなげる人材の発掘・育成を進めている。

 交流人口の拡大に向けては、NEXCO西日本と連携した『まるごと大丹波ドライブパス』を紹介。丹波地域と京都府の5市町を含む対象エリアで、高速道路が2日間定額で乗り放題になる(ETC車限定)。また、JR加古川線の利用促進では、久下村駅で『JR加古川線リレーマルシェ・久下村夜市』を実施。昨年8月に開催した際は1,100人が来場し、にぎわいを生んだという。今年は11月の開催を予定している。

「まるごと大丹波ドライブパス」チラシ(画像提供:丹波県民局)
「まるごと大丹波ドライブパス」チラシ(画像提供:丹波県民局)
過去の「久下村夜市」の様子(画像提供:丹波県民局)
過去の「久下村夜市」の様子(画像提供:丹波県民局)

 昨年7月にリニューアルした『たんば恐竜博物館(丹波市)』では、特別展『丹波と福井の恐竜たち』を開催。福井県で発見された6種類の新種恐竜と丹波地域で発見された3種類の恐竜、あわせて9種類を紹介している「一度に見られる非常に有意義な企画展」と、来訪を呼びかけた。

たんば恐竜博物館では特別展「丹波と福井の恐竜たち」が開催されている(画像提供:丹波県民局)
たんば恐竜博物館では特別展「丹波と福井の恐竜たち」が開催されている(画像提供:丹波県民局)

 最後に福井県民局長は、丹波地域の住民や農林業・商工業に携わる人たちの結束の強さにも触れ、「4月から感じているのは仲の良さ。一人一人がライバルのはずだが、協調した雰囲気を感じている」と印象を語り、しめくくった。

 ※ラジオ関西『三上公也の朝は恋人』2026年8月5日放送回より

LINEで送る

関連記事