プロバスケットボール・Bリーグの神戸ストークスに新加入したジェイレン・マクダニエルズ選手(28)が23日、プレシーズンゲーム後に記者会見に臨み、Bプレミアで迎える新シーズンに向けて「チームと一緒にビルドしていきたい」と意気込みを語った。

アメリカ出身のマクダニエルズ選手は、身長2メートル6センチのスモールフォワード(SF)で、サンディエゴ州立大学を経て、NBAでは2019年からシャーロット・ホーネッツをはじめ、複数のクラブでプレーし、通算250試合以上に出場。今シーズンから初めて日本・Bリーグでのプレーとなる。
昨シーズン、B2で55勝5敗の成績を残して優勝し、今シーズンからBリーグの最上位カテゴリー「Bプレミア」に参入する神戸。
その港町のクラブを新天地に選んだマクダニエルズ選手は、「昨シーズン、B2で優勝したすごくいいチームに自分が入って、新しいエッセンスを加えられる感覚があった」と説明。そのうえで、「同じ結果になるかわからないが、Bプレミアでいい結果を残したい」と話す。
また、神戸を選んだ理由の1つに、九里大和ゼネラルマネージャーとのやり取りを挙げ、「話していくうちに、このチームの一員になりたいと思わせたのは、九里GMのおかげ」と振り返った。
九里GMはマクダニエルズ選手について「ラストピース」と表現。NBAでの実績だけでなく、「バスケットに対してどん欲であり、勝ちたいという気持ちが強かった」と、勝利へのどん欲さも評価したうえで獲得したことを明かした。
さらに、206センチの身長がありながら高い身体能力を持ち、攻守で「1番」(ポイントガード=PG)から「4番」(パワーフォワード=PF)まで対応できるポテンシャルを評価。「ここ日本で自分の実力をフルに発揮して、MVP級の活躍をしてほしい」と期待を寄せた。

マクダニエルズ選手は、NBAからBリーグに移って間もないなか、戸惑ったこととして「ディフェンス3秒がないこと」と回答。NBAでは守備側の選手がペイントエリア内に3秒以上とどまることができないが、Bリーグではこのルールがないため、「最初の練習でずっとペイントから外に出ようとしていたら、『中にずっといていいんだよ』と言われて、正直、衝撃を受けた」と明かした。
一方で、Bリーグについては「もっとフィジカルで、もっとハードにみんながプレーしている印象」とし、コートがNBAより狭いことから「一人目を抜いた時、二人目が来るスピードが圧倒的に速く感じる」と説明。「判断を速くしなければいけない」と、日本のバスケットボールへの適応を進めている。
22日と23日に行われたプレシーズンゲームでは、来日から1週間もたたないうちの実戦となったが、プレータイム制限があったなかでも、22日の千葉ジェッツ戦で23得点、23日のレバンガ北海道戦で17得点を記録。その実力の片りんを早くもブースターに披露した。






