全国的にも大きな課題となっている、空き家問題。
3年前に国が行った調査によると、神戸市内の空き家は約11万8400 戸で、空き家率は全国平均とほぼ同じ水準の13.9パーセントとなっています。これは、住宅のおよそ7軒から8軒に1軒が空き家という計算です。
このうち、賃貸や売却の予定がなく、長期間使われていない空き家は、およそ3万9500戸にのぼります。
空き家が増える背景には、人口減少や高齢化があり、空き家を取得したきっかけの6割程度が相続という調査結果もあります。
こうしたなか、住宅に関する相談を受け付けているのが、神戸市の『すまいるネット』です。JR新長田駅近くの新長田合同庁舎の西隣にあり、予約なしで住まいに関する相談ができます。
お盆などで家族や親戚が集まったことをきっかけに、「今後、実家や祖父母の家をどうするか」という相談が増えているということです。
神戸市では、空き家になる前に、「誰が住み続けるのか」「賃貸や売却をするのか」など、あらかじめ方針を決めておくことが大切だとしています。家財を少しずつ整理しておくことも対策のひとつです。
すでに空き家になっている場合は、草木が伸びていないか、建物が壊れかけていないかなど、定期的な管理が必要です。管理が不十分になると、老朽化だけでなく、不法投棄や放火などのリスクも高まります。
また、管理不全の状態が続くと、住宅用地に対する固定資産税の軽減措置が適用されなくなり、税額が大幅に増える場合もあります。
『すまいるネット』では、空き家や空き地の活用、売却や賃貸のほか、建築士やファイナンシャルプランナーなどの専門家による住宅相談も受け付けています。老朽空き家の解体や住宅の耐震化など、さまざまな補助制度についても相談できます。
詳しくは、すまいるネット空き家等相談ダイヤル(電話番号:078-647-9988)で相談できます。







