身近な防犯対策として紹介されたのが、マンションのオートロックです。
調査では、居住者の87.1パーセントがオートロックの防犯性を過信しているほか、4人に1人以上が、住民などの後ろについて建物に入る「共連れ」による侵入を経験しているとのこと。
オートロックを突破されると、建物の内部は外部から見えづらくなり、犯罪の死角になる可能性があります。このことからマンションでは、知らない人とエレベーターに一緒に乗らないことや、自宅に入ったらすぐに施錠することも重要だということです。
SNSの使い方にも注意が必要です。
外出中などに「今ここにいる」とリアルタイムで投稿すると、自宅が不在であることを第三者に知らせてしまい、空き巣などの被害につながる可能性があります。また、自撮り写真に写った背景や瞳の映り込み、コンビニなどで購入した商品の情報から、撮影場所や生活圏などが特定される危険性もあります。
これら日常的に実施できる防犯はもちろん、防犯カメラなどの設備とともに、地域住民同士のつながりも犯罪を防ぐうえで重要だとされています。
地域への無関心が犯罪を誘発する可能性があるとして、日ごろから住民同士があいさつを交わすなど、「顔の見える関係」をつくることが犯罪の起きにくい環境につながると説明されました。
防犯カメラなどの技術を活用しながら、「人と人とのつながり」をどうつくっていくかが、安心して暮らせる地域づくりのカギとなりそうです。
(取材・文=丸安なつみ)





