立花孝志被告“出てこい”脅迫 神戸地検、再び不起訴 奥谷・兵庫県議「背景考慮してほしかった」

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 兵庫県の告発文書問題をめぐり、元参議院議員で政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(59・死亡した元県議会議員への名誉毀損罪で起訴・勾留中)の脅迫容疑について検察審査会による「不起訴不当」の議決を受け、再捜査していた神戸地検は9月25日、再び不起訴処分(嫌疑不十分)とした。

立花孝志被告〈2025年5月13日撮影 神戸市中央区〉

 神戸地検はその理由について「(立花被告の)一連の言動が、人を畏怖(いふ)させるに足りる程度の害悪の告知に該当すると認定することは困難」としている。

神戸地検

 立花被告は自身が立候補していた兵庫県知事選挙期間中の2024年11月、奥谷謙一・兵庫県議(41)を脅したとして書類送検された。
 
 立花被告は、奥谷県議の事務所兼自宅(神戸市北区)前での街頭演説で、「(奥谷県議は)嘘によって県民をだました」などと発言。

さらに「出てこい奥谷」「あまり脅して自死されても困るから、これくらいにしておく」などと声を上げていたとされる。

 奥谷県議は当時、斎藤元彦・兵庫県知事らを内部告発した文書問題に関わる県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員長を務めていた。
 立花被告は知事選挙に立候補。同じく立候補していた斎藤氏への投票を呼びかける“2馬力選挙”を展開していた。

 神戸地検は2025年12月、立花被告を不起訴(嫌疑不十分)としため、奥谷県議が検察審査会(検審)に審査を申し立て、検審は2026年6月、脅迫容疑について「不起訴不当」と議決し、神戸地検が再捜査していた。

奥谷謙一・兵庫県議「(立花被告)のあのような行為が社会的に許される行為ではない」」

 立花被告が再度、不起訴処分となったのを受け奥谷県議は「結果は受け止めるが、残念だ。(立花被告の)発言がどのような状況、経緯で行われたのかという背景事情を十分に考慮していただきたかった。不起訴処分が『このような行為をしても許される』という誤ったメッセージとして社会に受け止められることがあってはならない。立場や意見の違いがあっても、節度ある言論によって議論される社会であってほしいと願う」とコメントした。

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