南アフリカ共和国を中心に広がる新しいアートのかたち「ワイヤー&ビーズアート」を手掛ける日本人アーティストユニット・ZUVALANGA(ズワランガ)の作品を集めた展覧会「African Wire & Beads Art Exhibition “Under the Baobab Tree”-ワイヤーとビーズがつむぐ物語-」が、宝塚市立文化芸術センター(兵庫県宝塚市)で2026年10月2日(金)から開催される。10月12日(月・祝)まで。
ワイヤー&ビーズアートは、アフリカに古くからあるビーズ文化とワイヤーアートの出会いから生まれた。南部ジンバブエから花開き、その精緻な技と華やかさは多くの人を魅了している。新しいアートの形でありながら、同時にアーティストたちにとっては生きるための手段となっている。多くのジンバブエ人アーティストが南アフリカ共和国を中心に活躍し、生業としてのアートという側面から、それぞれが持つ技やアイデアを次世代に伝えている。
ZUVALANGAは、2011年から2014年に南アフリカに滞在、個性豊かなアーティストたちに出会い、アフリカンワイヤー&ビーズアートを学んだ。2015年に帰国し、現在は大阪を拠点に、アフリカで出会った人々との繋がりと彼らへの思いを大切にしながら、「いきもの」たちの世界を多彩なビーズで表現している。同センターでの個展開催は2024年に続き2回目となる。今展ではZUVALANGAの制作のルーツと最新の活動を紹介する。
展覧会のタイトルにもなっているバオバブは、南アフリカで生命の木とも呼ばれ、古くから多くの生き物が集う場所であり、いのちを育む拠り所となっている。会場では、アフリカンワイヤー&ビーズアートで制作された高さ約130センチのバオバブの木を展示。バオバブを中心にたくさんの生き物が集い、共生する世界をインスタレーションで紹介する。
ZUVALANGAはこれまでもたくさんの生き物を表現してきた。今回は特に「鳥」に焦点を当てる。前回の展覧会のために制作された「ケープハゲワシ」も展示。翼を広げたその大きさは約3メートルで、地面に舞い降りる瞬間をとらえたという姿は迫力満点だ。また南アフリカで活躍するアーティストの作品も合わせて展示。日本の鳥と色鮮やかなアフリカの鳥の違いや特徴を楽しむことができる。


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