大阪・関西万博は、10月13日に閉幕から1年を迎える。




運営主体の日本国際博覧会協会が10月2日、会場跡地の人工島・夢洲(大阪市此花区)をメディア向けに公開した。
一般入場者数・約2558万人(※1)でにぎわった会場跡地は、84あったパビリオンがほぼ撤去、敷地内は更地になった。


作業を残すのは、解体が遅れたチェコ館、外壁に使用した木材のほぼすべてを再利用するため、丁寧に解体工事を進める日本館、淡路島への移転を予定するパソナ館のみ。


会場のシンボル「大屋根リング」は、北東約200メートルの保存部分以外は取り壊され、保存部分には撥水やカビ対策の保護塗装が施されている。
長期間、風雨にさらされた木材は黒ずみ、輝きを失ったが、表面を薄く削って半透明の塗料を丁寧に塗ると、鮮やかな色合いがよみがえった。


多くのパビリオンがひしめき合い、世界各国の人々が行き交ったあの時とは異なり、風をさえぎるものはない。
ショベルカーが地ならしを繰り返し、土ぼこりが舞う。海に囲まれた夢洲に、時折心地よい風が吹き抜ける。





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