「寂しさ、夢のあと…」大阪・関西万博 閉幕1年 大屋根リングからの風景《Expo Legacy》

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 大阪・関西万博は、10月13日に閉幕から1年を迎える。

大阪・関西万博 最終日の一般来場者は20万7889人〈2025年10月13日 13時19分撮影 大阪市此花区・夢洲〉
一般来場者最多は閉幕前日・10月12日の22万2808人〈2025年10月12日 19時13分撮影〉
大阪・関西万博 大屋根リングは壮大で眺望が素晴らしいだけでなく、日除けや雨除けとして機能性も高かった〈2025年7月12日 18時46分撮影〉
人が連なる夢洲 開幕前には想像できなかった光景が連日続いた さらに加速してゆく〈〉

 運営主体の日本国際博覧会協会が10月2日、会場跡地の人工島・夢洲(大阪市此花区)をメディア向けに公開した。
 一般入場者数・約2558万人(※1)でにぎわった会場跡地は、84あったパビリオンがほぼ撤去、敷地内は更地になった。

ほぼ更地となった大阪・関西万博会場 夢洲 大屋根リング・残置部分から臨む〈2026年10月2日 14時52分撮影〉

 作業を残すのは、解体が遅れたチェコ館、外壁に使用した木材のほぼすべてを再利用するため、丁寧に解体工事を進める日本館、淡路島への移転を予定するパソナ館のみ。

解体工事が遅れたチェコ館がポツリと残る〈2026年10月2日 14時7分撮影〉
残置される大屋根リング上から会場中央部“静けさの森”を眺める バックには瀬戸内海が広がる〈2026年10月2日 14時51分撮影〉

 会場のシンボル「大屋根リング」は、北東約200メートルの保存部分以外は取り壊され、保存部分には撥水やカビ対策の保護塗装が施されている。
 長期間、風雨にさらされた木材は黒ずみ、輝きを失ったが、表面を薄く削って半透明の塗料を丁寧に塗ると、鮮やかな色合いがよみがえった。

大屋根リングの木材には保護塗装が施されて、木の色がよみがえった〈2026年10月2日 14時15分撮影〉

 多くのパビリオンがひしめき合い、世界各国の人々が行き交ったあの時とは異なり、風をさえぎるものはない。
 ショベルカーが地ならしを繰り返し、土ぼこりが舞う。海に囲まれた夢洲に、時折心地よい風が吹き抜ける。

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