宝塚市上佐曽利にある「宝塚ダリア園」が7月11日に開園し、現在、色あざやか花を咲かせている。
メキシコ原産のダリアはヨーロッパを経由して江戸の末期に輸入された。宝塚の上佐曽利地区は全国有数のダリアの生産地で、1930年(昭和5年)の栽培開始から今年で90周年を迎える。
もともと、この地区では野菜や米を作っていたが、当時20代の若者7人が「上佐曽利に新しい産業を」と立ち上がり、ダリアの栽培に着手。およそ40年前に「宝塚ダリア園」がオープンし、多くの人の目を楽しませている。
ダリアはユニークな名前の品種が多く、「宝塚ダリア園」では、地元ならではの「タカラジェンヌ」や結婚式にぴったりな「ウエディングマーチ」などおよそ300種類、10万本のダリアが咲き誇っている。
「宝塚ダリア園」では花を観るだけでなく、1本100円で気に入ったダリアの“花摘み体験”も可能だ。7月26日(日)には「ダリア園感謝祭」として、通常大人200円・子ども100円の入園料が無料となる。
夏の開園日は7月11日~8月2日の土日祝のみ開園。開園時間は午前9時~午後4時。
※ラジオ関西『PUSH!』2020年7月20日放送回より
詳しくは「宝塚ダリア園」のホームページまで。
http://dahlia-takarazuka.jp/