兵庫県と関西国際大学が地域創生に関する包括連携協定を結ぶことになり、このほど、兵庫県庁で締結式が行われました。
今回の協定は、地域の活性化や交流、防災・減災、健康・福祉など9項目で連携を深めるもの。県と大学が連携して「ひょうご観光塾」を実施するのをはじめ、学生らの県内企業への就職支援促進などを行っていくとしています。
また、関西国際大学の特色である観光や教員養成を生かした事業も進めたいとしています。締結式で関西国際大学の濱名篤学長は「協定で兵庫の特性や理解を深めてもらえると思う」と述べました。
一方、兵庫県の井戸敏三知事は「学生に地域に積極的に参加してもらう基盤ができる」と期待を示しました。
兵庫県ではこれまでにも神戸大学や関西学院大学など県内の大学と同じような協定を結んでいて、関西国際大学が7例目です。