音楽評論家で“関西音楽界の重鎮”・石井誠がパーソナリティーを務めるラジオ関西(本社:神戸市)の音楽番組『サイケトリップストリート』が放送1500回を迎える。記念放送には特別ゲストとして歌手のばんばひろふみが出演し、同い年の盟友を祝福した。
番組は、元『オリコン大阪』編集長で音楽評論家の石井誠(“マグナム石井”としても執筆、DJとして活躍)が、ご機嫌なロックチューンを届ける音楽プログラム。番組冒頭の「ゴキゲンなロックチューンであなたのマインドを、ブレインを、ボディを、合法的にグッドトリップさせるゴキゲンな30分」という紹介と、締めの「キープオンロッキン!」がお馴染みの関西深夜の長寿番組だ。
このほど行われた1500回の収録には、石井と同い年の歌手・ばんばひろふみが特別出演。実は二人は、ばんばが「バンバン」の前に結成しプロデビューを果たしたバンド「ジャッケルズ」のころから親交がある“盟友”。
改めてスタジオで向きあった二人は、テープが回る前の打ち合わせからテンションがヒートアップ。少年・ばんばがロックに目覚めたビートルズとの出会いなどについて語り合った。途中、世間で知られる“フォーク歌手・ばんばひろふみ”以前の、ばんばのサイケデリックな横顔を掘り起こそうと仕掛ける石井に対し、ばんばが「その話は勘弁して」と白旗を上げて交わす一幕もあった。
ばんばは収録後、「ロックについてすごい詳しい人。ある意味、ラジオ関西の宝かもしれない」と、自身の番組「ばんばひろふみ!ラジオDEしょー!」のなかでも盟友を絶賛。石井は「これからも”Keep On Rock’in”(キープオンロッキン)の精神で続けていく」と抱負を述べた。片や音楽評論家として、片やミュージシャンとして、日本の音楽シーンを見守ってきた同志二人のトークは聞き逃せない。
ばんばひろふみが出演する「サイケトリップストリート」1500回は1月26日の27時30分(1月27日午前3時30分)から放送。スペシャルでサイケなトーク満載の内容でお送りする。